作家の羽田圭介氏が15日、都内で行われたCS映画専門チャンネル ムービープラス特別企画『セガール川柳コンテスト』記者発表会に出席。現在、テレビ番組への出演が相次いでいるが「たいして技術とか才能とかがある訳ではなくて、単に捨て身の部外者だから呼ばれているだけだとわかっています」と冷静に分析した。 『スクラップ・アンド・ビルド』で第153回芥川賞を受賞して以降、その個性的なキャラクターも注目され、メディアへの露出が一気に増えた羽田氏だが「小説家がこんなこと言うんだって意外性だけだと思う。意外だと思わなくなったら、全然面白くなくなると思うので、一過性のものだと思ってます」とポツリ。今年1年を振り返る場面では「2〜3本で終わるかと思っていたテレビ(出演)が続いて、1月〜2月くらいまでは仕事がある。コントロールできないものだなって思いましたね」と語った。
2015/12/15