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「結婚できない」に属さない 有田哲平の“共感力”とは?

 千原ジュニア、アンタッチャブル・山崎弘也など、大物芸人の結婚が相次ぐ中、ナインティナイン・岡村隆史今田耕司らと並ぶ独身芸人が、くりぃむしちゅーの有田哲平だ。今田は現在49歳で「超がつく潔癖症」(キレイ好き)、岡村も45歳でこれまた「潔癖症」(女性の過去に対して)というから、まあ、結婚できないのも無理ないのかな…と頷ける部分もある。一方、有田は岡村と同学年ながら「なんでコイツが!」と世の男性の怒りを買うほどのモテモテぶりだし、仕事も順調。いまだ結婚できないにも関わらず、なぜか“恋愛系”番組の司会もこなし、どういうわけか“恋愛のご意見番”的役割まで務めており、岡村や今田とは明らかに立ち位置が異なる。なぜ、そこまで有田哲平はモテるのか?

◆おでこが後退気味でも数々の美女と浮名を流す

 有田と熱愛を報じられた過去の女性と言えば、どの女性も美しくカワイイ旬の美女ぞろい。そんな有田がイケメンかと言えば決してそうではなく、どちらかと言えば“馬ヅラ”だし、おでこも後退気味。また、ナイナイ岡村の相棒・矢部浩之がラジオ番組『オールナイトニッポン』で、「岡村と有田は女性の過去が許せないというところで共通している」と語ったぐらいの潔癖癖でもあるのだ。

 現在有田は、『私の何がイケないの?』(TBS系)、『アリよりのアリ〜理想の男女をビジュアル化〜』(同)、『愛され女と独身有田〜運命を変える婚活TV〜』(日本テレビ系)といった3本もの“恋愛系”番組のMCを務めている。ただ“恋愛系”というだけあって、一風変わっていたり、あまりにも独特すぎる恋愛観を持っていたりと、一歩間違えば“炎上”しそうな女性が登場することがあるのだが、そこを有田は、質問や疑問をうまく投げかけることで批判を避け、見事に笑いに昇華させてしまう。特に『私の何がイケないの?』は、美容整形に憑かれたような女性を扱うことがあり、スタジオの空気もドン引きする場合があるのだが、有田のボケが空気を和ませ、出演者の恋愛観を聞き出したりして結局は番組を盛り上げてしまうのである。

◆女性からも支持される 類まれな“共感力”

 有田と同じく「女性の過去が許せない」という岡村ならば、女性不信も相まって、独特すぎる恋愛観から恨み節ともいえる批判で攻撃する様子が目に浮かぶ。対して、存在感はあるが決して自己主張はせず、いつも一歩引いて全体の空気や流れを読みながら進めるMC能力、そして出演する女性への批判をうまく逸らしながら笑いに変えてしまう見事なボケぶり、そうした有田が見せる類まれな“共感力”が、多くの女性からも支持され、好感も持たれる大きな魅力となっているようである。またそんな有田だからこそ、女性からの批判を買いやすい“恋愛系”番組でも活躍できるのであろう。
 
 有田の芸風は、周囲を無視してボケ倒す“押し芸”ではなく、共演者の発言内容や場の空気など、あくまで番組の流れを読んだ上でボケるという“引き芸”。一歩引いたポジションから繰り出される有田のボケには嫌味がなく、素直に好感をもって笑えるし、相手の長所や意見さえうまく引き出してしまうのだ。

◆持ち前の引き芸で“大金星”も夢じゃない!?

 実は有田、熊本の名門高校を卒業後、立教大学法学部に進学(中退)した秀才でもある。そうした知的な部分も、ボケ役のイメージとのギャップもあり、女性にとっては魅力のひとつになっているのかもしれない。そう言われてみると、有田には確かにどことなく“品のよさ”を感じてしまうから不思議である。

 『アリよりのアリ』の記者会見で理想の女性像を聞かれ、「家に帰っても無言でいい。お互いの人生を干渉し合わないくらいがいい」と語っていた有田。あくまで一歩引き、自己主張をせず、相手にずけずけと踏み込むことのない持ち前のスタンスを貫いているようだ。押しの強い芸人たちが多い中で、独特の“共感力”を発揮して確固たるポジションを築いた有田哲平。“大金星”を射止めて、世間をアッと言わせる日も近いのかもしれない。

(文:五目舎)



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