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たかみな、過去に麻里子さまと衝突「やり方が真逆だった」…インタビュー【2/3】

■『リーダー論』著者:AKB48高橋みなみロングインタビュー【2/3】
後輩への思いと支えてくれたメンバーたち

――1年前に卒業発表をしたのは、1年かけて後輩たちに引き継ぎたいとのことでしたが、当初思い描いていたようなところまで到達しましたか。

【高橋】この10年間で得たものを1年で次期総監督や若手メンバーにすべて引き継ぐことは、とても難しかったです。でもメンバーが卒業すると心にぽっかり穴が空くことも多いんですが、時間をいただけたことで、メンバーも準備ができてきているなと感じます。横山もゆっくり成長していると思います。

――MC面での上達は、時間がかかりそうです。

【高橋】私のやり方だけが正解とは限らないし、別に2代目総監督が私と同じタイプである必要はないと思っています。漫画でも別シリーズになって主人公が変わったときに、同じキャラかと言ったら、真逆のキャラになるときがある。そういうふうに見ていただけるとうれしいです。

――バラエティー担当、お色気担当、ダンス担当…と各分野で全員がエースのようなチームを目指してほしいと本の中で主張されていましたが、それぞれエースになりそうな若手は?

【高橋】後輩は全員に期待しています。それぞれが頑張って、10周年を迎えたあと、11年、12年と続けていってほしいです。劇場にお客さんがいない時代を知っている子たちではないので、恵まれたところから始まった子たちがどんな信念を持ち、どう歯を食いしばって、がむしゃらにできるのかというところにかかってくると思います。

――過去に高橋さんが総監督、篠田麻里子さんがチームAのキャプテンのとき、若手メンバーの育成方針をめぐってケンカをしたというエピソードがありましたが、それ以外にメンバーとぶつかった経験は?

【高橋】そのときくらいです。2人ともチームを良くしたいという意味では一緒だったけど、やり方が真逆だった。強く言って伸ばすか、ほめて伸ばすか。今の若いメンバーは、強く言いすぎると本当に潰れちゃう。そこを這い上がってこないとダメだろうという麻里子様の強い気持ちもすごくわかる。昔の私たちはそうで、怒られて怒られて、這い上がってきた世代でしたけど、今の子は叩かれ弱いから、その部分で食い違ったことはありました。

――後輩に反発されたことは?

【高橋】本にも書いてあるんですけど、コミュニケーションの基本は「やまびこ」。こっちが「このやろう!」と怒ってしまったら、相手も「このやろう!」と血がのぼってしまう。冷静にゆるやかに言うタイプなので、意見があったとしてもゆるく返ってきますね。

――かつては気負いすぎてパンクしてしまったそうですが、特に支えられたメンバーは?

【高橋】やっぱり同期の存在は大きかったです。現メンバーなら峯岸みなみ小嶋陽菜。みぃちゃん(峯岸)は一つ年下ですけど、私が弱音を吐けないときに、「なんでたかみなは相談してくれないの? 言ってほしいな」と言ってくれる。前田敦子も卒業してグループを離れたから話せることもあるし、麻里子様もこの前会ったときに「みなみ、最近ストレスは大丈夫なの?」と気遣ってくれたり。2期生でも、敦子が卒業してからの大島優子の“戦友”としての存在、秋元才加もそうですし、同じ志を持っていた人たちには支えられました。

――『リーダー論』を読んでほしいメンバーは?

【高橋】本当にみんなに読んでほしいんです。リーダーとかキャプテン向けの本だと思ってしまうかもしれませんが、私が女の子だけのグループの中でどういうふうにコミュニケーションを取ってきたかとか、それって多分誰しもが悩むことだと思います。何か一つでもヒントになることがあれば、うれしいです。私が話したことをまとめてもらった本ですが、今年の総選挙のスピーチ全文を掲載している部分は、編集の方が解説をしてくれています。それは人から観た評価なので、自分でも新鮮でした。でも、改めてそのスピーチを見て思ったのは、私、すごくたくさんしゃべってたんだなって(笑)。本当にもう言いたいことを言い切ってしまったので、卒業のスピーチはもう一回そのまま流してほしいです(笑)。



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