• ホーム
  • 芸能
  • 障害者の親子関係をテーマに…Eテレでスペシャルドラマ放送

障害者の親子関係をテーマに…Eテレでスペシャルドラマ放送

 昨年12月に障害者週間にあわせてNHK・Eテレで放送されたバリバラ特集ドラマ『悪夢』の続編『禁断の実は満月に輝く』が、きょう6日(後4:00〜5:00)に同チャンネルで放送される。

 障害者がその当事者の役を演じるという演出で、生きづらさを抱える人たちの問題を浮き彫りにし、大きな反響を呼んだ前作の『悪夢』。お笑い芸人・ハウス加賀谷が主演し、幻覚に苦しむ統合失調症の男が、さまざまな障害者との交流を通じ、自分自身を受け入れていくストーリーが描かれた。

 今作では、加賀谷演じる真(まこと)と、ダウン症のあべけん太が演じる光司の二人が、「障害が治る実」を探しに行った先の村で、ある問題を抱えた家族と出会う物語。その家族は、手足が不自由な娘・真由子と、彼女を隠すように育ててきた父、さらには認知症の祖母の3世代3人で暮らしていた。その家の事情を何も知らずに真由子に一目ぼれしてしまった光司は猛アタック。やがて「障害が治る実」をめぐって、父と娘の葛藤に巻き込まれていく。

 脚本は、昨年、NHK大阪放送局が主催する若手脚本家の登竜門『第35回BKラジオドラマ脚本賞』の最優秀賞を受賞した桑原亮子氏が担当。桑原氏は小学6年生の頃から徐々に聴覚を失い、現在は全く聞こえない状態にあるといい、自身の経験や実感も生かしながら今回の脚本を練り上げていった。障害者の“親子関係”をテーマとして扱いつつ、父が娘を思う気持ち、“親のエゴ”と“子への愛情”は裏腹であり、ストーリーの核心は普遍的な親子のドラマになっている。

 真由子役に起用された佐野有美さん(23)は、先天性四肢欠損症の当事者の役を熱演。同日、午後7時からの『バリバラ』レギュラー放送にも出演し、撮影の裏話などのアフタートークに参加し、「障害者の親子関係」について、視聴者へのアンケートやインタビューも交え、語り合う。

 『バリバラ』は、恋愛、仕事から、スポーツ、アートにいたるまで、日常生活のあらゆるジャンルについて、障害者が「本当に必要な情報」を楽しく提供する番組。Eテレで毎週日曜(後7:00〜7:30)に放送。木曜深夜(毎週金曜 前0:00〜0:30)に再放送。

 なお、13日と20日のレギュラー放送でも、ドラマ『禁断の実は〜』を前後編に分けて放送。それぞれ、当事者へのインタビューなどを加えて再構成し、障害者自身が親に抱く葛藤など、本音をぶつけあう。



関連写真

  • 12月6日放送、NHK・Eテレのスペシャルドラマ『禁断の実は満月に輝く』(C)NHK
  • 『悪夢』に登場した「障害が治る実」をめぐる物語の続編(C)NHK
タグ

オリコントピックス