東京・大分・大阪で開催された「進撃の巨人展」が、今月11日より『進撃の巨人展 WALL TAIPEI』として、初の海外進出を果たす（来年2月29日まで）。

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　同展は、台北市内のかつてたばこ工場だった広大な敷地を利用して建設された「台北松山文創園區」で開催。原作者・諫山創氏による漫画『進撃の巨人』の原画はもちろん、絶望と恐怖に彩られた物語の世界観や、巨人との戦闘で沸き立つスピード感を体感できる、造形や立体映像をも融合させた総合展示を行う。現地クリエイターとのコラボなど、台湾オリジナルの展示も用意されている。

　現地ではさまざまプロモーションが行われており、巨人たちは続々、台湾に進撃。学校に残された足跡、淡水（台湾の河川）にて発見された巨大な影。遠雄ショッピングモールでは館内の至るところに足跡と破壊の跡が…。台湾プロ野球の試合（始球式）には小さめの巨人まで現れた。百貨店「太平洋SOGO忠孝館」には調査兵団訓練所がオープンし、多くの人が心臓を捧げに足を運んでいるという。

　日本では、2014年に11月に東京・上野の森美術館でスタートし、今年8月には大分、9月には大阪を進撃。入場者数は累計で40万人を突破する盛り上がりを見せた。

■『進撃の巨人展 WALL TAIPEI』公式サイト
http://www.kyojinten.tw/