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東村アキコ氏『かくかくしかじか』 「文化庁メディア芸術祭」大賞

 東村アキコ氏が『Cocohana』(集英社)にて連載していた自伝的エッセイ漫画『かくかくしかじか』が、27日に発表された『第19回文化庁メディア芸術祭』のマンガ部門で大賞を受賞した。

 同作品は、少女漫画家を夢見ていた頃から、夢をかなえて漫画家になるまでと、その後の半生を題材にした自伝的作品。漫画を描くことへの愛が、個性的なキャラクターたちとさまざまなエピソードを通して表現されている。

 東村氏は「『絵を描くこととは何か』、体当たりで教えてくれた私の恩師というか師匠との思い出を、ただ、思い出すまま何も考えずに描いたこのマンガでこのような大きな賞をいただけて本当に驚いています。ただ、『描くしか』ない。この賞に恥じないようこれからも私にしか描けないマンガを描き続けていきたいと思います」と喜びのコメントを寄せた。

 ビデオメッセージでも「絵を描いていた頃を思い出しながら、青春時代にやり残してきたこと、先生にも言えなかったことを漫画という形で消化できた感じがする。つらいけれど、これをやらないと前に進めないと思うので、描いてよかった」と語り、「こんなに立派な賞をいただけたので、これからも漫画を描き続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。

 『文化庁メディア芸術祭』は、メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に開催され、「アート」「エンターテインメント」「アニメーション」「マンガ」の4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するもの。第19回となる平成27年度には、世界87ヶ国・地域から過去最多となる4417作品の応募があった。

 マンガ部門優秀賞は、『淡島百景』(志村貴子)、『弟の夫』(田亀源五郎)、『機械仕掛けの愛』(業田良家)、『Non-working City』(HO Tingfung)の4作品。

 アート部門はイギリスのCHUNG Waiching Bryan氏による『50 . Shades of Grey』、エンターテインメント部門は岸野雄一氏による音楽劇『正しい数の数え方』、アニメーション部門はフランスの短編アニメーション『Rhizome』(Boris LABBE)がそれぞれ大賞を受賞、岩井俊二監督の劇場アニメーション『花とアリス殺人事件』がアニメーション部門の優秀賞を受賞した。



関連写真

  • 東村アキコ氏の漫画『かくかくしかじか』が『第19回文化庁メディア芸術祭』マンガ部門大賞を受賞(写真は3月マンガ大賞受賞時のもの) (C)ORICON NewS inc.
  • 『第19回文化庁メディア芸術祭』より (C)ORICON NewS inc.

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