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村川絵梨、朝ドラヒロインから10年「年相応にいろいろな役を演じられる女優に」

 NHK連続テレビ小説『風のハルカ』のヒロイン・水野ハルカ役に抜てきされ、女優デビューを果たしてから10年。テレビドラマを中心に活動を続けきた村川絵梨(28)が10年ぶりにNHKのドラマに主演する山形発地域ドラマ『私の青おに』が18日(後10:00〜11:00)、BSプレミアムで放送される。

 『風のハルカ』は大分県湯布院が舞台になっていたが、今回の作品は『泣いた赤おに』『椋鳥の夢』などの名作を世に残した童話作家・浜田広介の生まれ故郷・山形県高畠町が舞台。どちらも豊かな自然に囲まれた地域の魅力と、日常生活の中に埋もれているさまざまなドラマや幸せを掘り起こす作品だ。

 「10年前を思い返してみると、芝居を演ずる心構えもなく、役者をやっていきたいのかどうかさえわからずに、ただ一生懸命、目の前の撮影に臨んでいたと思います。あれから10年、芝居をすることは私の生活の一部になっているような気がします。10年後もきっと続けていると思うし、続けていたい。年相応にいろいろな役を演じられる女優になっていたいと思います」。

 今作で村川が演じる主人公の辻村莉子(つじむら・りこ)は、実年齢と同じ、等身大の女性。莉子は高畠町の出身で、現在は編集者として東京の出版社に勤めている。浜田広介の代表作『泣いた赤おに』のその後の物語を絵本として出版する企画の担当となり、数年ぶりに帰郷するところから物語は始まる。

 莉子には高校時代に同級生・夏目文香との間に苦い思い出があり、故郷に対して複雑な思いを抱えていた。ドラマでは、葛藤の末、10年ぶりに夏目と再会を果たし、心の澱(おり)を吐き出して、次の一歩を踏み出すまでを丁寧に描いていく。

 夏目を演じるのは、『風のハルカ』で共演した女優の木南晴夏。10年ぶりの再共演となる二人が、高校卒業から10年ぶりに再会する莉子と文香を演じる。

 「晴夏ちゃんと10年ぶりに再共演できたというのもうれしかったです。劇中で、夏目が言うせりふがまた、すてきなんです。ワインを莉子と文香の二人の時間に例えて、『止まっていたんじゃなくて、熟成していたんだよ』って。感慨深いものがありました」

 演出を担当したディレクターの倉崎憲氏は、村川と同い年。「同い年の監督と仕事するようになって、自分も大人になったんだと改めて実感しました」と気さくな笑顔。「撮影しながら、『どう思う?』と意見を求められたりすることも増えてきました。以前はダメ出しばかりだったのに(笑)。そういう変化も楽しみながら、期待に応えていきたいと思います」と自覚を新たにしていた。

 本作で描かれる高校時代の莉子と夏目に起きた出来事は、学生時代に多かれ少なれ人間関係に悩んだことのある人にとっては、観ていて心がヒリヒリするかもしれない。それを山に囲まれた瑞々しい田園と果樹畑が広がる高畠町の自然の風景が癒してくれる。

 「私も人づき合いに関してはシャイなところがあるので、『私たち、友達だよね』と言っている間柄ほど浅い関係はないな、と思ってしまいます。友情は一方通行では成り立たないですし、真の友情ほど尊ぶものはないな、と思わせてくれる作品になったと思います」。

■番組公式ホームページ
http://www.nhk.or.jp/yamagata/aooni/



関連写真

  • 11月18日、NHK・BSプレミアムで放送 山形発地域ドラマ『私の青おに』に主演する村川絵梨 (C)ORICON NewS inc.
  • 10年ぶりの再会を果たした辻村莉子(右/村川絵梨)と夏目文香(左/木南晴夏)、止まっていた二人の時間が動き出す(C)NHK

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