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オダジョー、新たな代表作できた!「今まで演じたどの姿より美しい」

 俳優のオダギリジョー(39)が14日、主演映画『FOUJITA』(小栗康平監督)の初日舞台あいさつを都内で行った。日本人画家・藤田嗣治氏の半生を好演したオダギリは「完成したものを観て、今まで自分が演じているどの姿よりも美しく見えた」と自賛。「今まで代表作は『東京タワー』って多く言われるんですが、そろそろ終えて、これからは『FOUJITA』にしてもらえれば」と胸を張った。

「演技をすることの新しい意味をみた。今までにない自分を見られた」と手応え十分のオダギリジョー。「勘違いしないで、いい気になっているわけじゃないから」とも。 (C)ORICON NewS inc.

「演技をすることの新しい意味をみた。今までにない自分を見られた」と手応え十分のオダギリジョー。「勘違いしないで、いい気になっているわけじゃないから」とも。 (C)ORICON NewS inc.

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 藤田の5番目の妻を演じた女優の中谷美紀(39)も「(劇中の)オダギリさん素敵でしたね。自画自賛なさるほど…私も見とれてしまった」と賞賛したが、オダギリは「自画自賛していない」と苦笑。「すべては小栗監督の演技や演出指導のおかげ」と謙そんし「普通の監督と捉え方が違って、個性的で独特。演技をすることの新しい意味をみた。だからこそ、今までにない自分を見られた。(皆さん)勘違いしないで、いい気になっているわけじゃないから」と確かな手応えを口にした。

 この日は、劇中にも登場したオダギリそっくりのマネキンも登場。現場で見ることができず、オダギリは“自分”と初対面し「二度とこういう格好はしないから、マネキンで残るのはうれしい」。ただマネキンを見るなり大笑いで「何てコメントすれば…」と困惑していた。

 同作は日本で2ヶ月、フランス・パリで1ヶ月の撮影を敢行。小栗監督は日本時間同日未明のパリ同時テロに触れ「パリでとても不幸なことが起きました。1920年代、40年代の日本とパリを藤田を通して描いた作品。ヨーロッパ社会はどういう社会なのか、アジアはヨーロッパと違ってどういう社会なのか、映画の初日にパリのテロを受け、改めてしみじみと考えました」とかみしめていた。

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  • 「演技をすることの新しい意味をみた。今までにない自分を見られた」と手応え十分のオダギリジョー。「勘違いしないで、いい気になっているわけじゃないから」とも。 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)中谷美紀、オダギリジョー、オダギリジョーのマネキン、小栗康平監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』初日舞台あいさつに出席したオダギリジョー。自身のマネキンと初対面した (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』初日舞台あいさつに出席した中谷美紀 (C)ORICON NewS inc.
  • 自身のマネキンを凝視するオダギリジョー=映画『FOUJITA』初日舞台あいさつ (C)ORICON NewS inc.

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