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AI、洋画のイメージソングで再注目 『ベイマックス』に続いて『パディントン』も

 製作国の英国では『アナと雪の女王』のオープニング記録を上回るヒットを飛ばし、全世界で300億円以上を稼いだ映画『パディントン』が、ようやく日本でも公開される(来年1月15日公開)。先日、日本版の予告動画が解禁されて話題となっているのが、歌手のAIが歌う「ハピネス」(2011年12月発売)だ。

AIの名曲「ハピネス」が映画『パディントン』のイメージソングに

AIの名曲「ハピネス」が映画『パディントン』のイメージソングに

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 プライベートでは、8月下旬に第1子女児を出産したばかりのAI。日本人の父と日系米国人の母を持つクオーターで、米ロサンゼルスのパフォーミング・アーツ・スクール出身(ダンス専攻)。00年に歌手デビューし、日本を代表するR&Bシンガーとして活躍してきた。洋画の興行・宣伝に日本のアーティストのイメージソングが使われるのは珍しいことではないが、AIの曲は子どもから大人まで広く楽しめる冒険感動作との相性がよさそうだ。

 昨年12月20日に公開されたディズニー映画『ベイマックス』でも、AIが05年に発表した「Story」の英語バージョンが日本版エンドソングに採用され、映画は90億円超えの大ヒットを記録した。

 今回の『パディントン』も、くまのパディントンがロンドンの街で繰り広げる笑いあり、涙あり、ハプニングあり(?)の冒険感動ストーリーとなっている。40ヶ国語以上で翻訳され、世界中で親しまれているマイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」シリーズを原作とする、初の実写映画化作品だ。

 イメージソングに「ハピネス」を起用した理由について、配給元のキノフィルムズは、「サビ部分の歌詞『君が笑えば この世界中に もっともっと 幸せが広がる/君が笑えばすべてが良くなる この手で その手で つながる』が、まるでブラウンさん一家やこの映画を観る人々がパディントンに語りかけているように聞こえるほど、作品の世界にぴったり」とコメント。

 続けて「歌詞・楽曲共に『元気をくれる曲』『思わず笑顔になる曲』として日本人に広く認知されており、この曲をイメージソングに起用することで、本作が『観ると笑顔になる/幸せな気持ちになる映画』であることを観客の皆さまに伝えていけたら」と話している。

 このイメージソングは、映画予告編やテレビスポットのほか、プロモーションなどで使用される予定となっている。

YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」

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  • AIの名曲「ハピネス」が映画『パディントン』のイメージソングに
  • 映画『パディントン』2016年1月15日公開(C)2014 STUDIOCANAL S.A.  TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear(TM), Paddington(TM) AND PB(TM) are trademarks of Paddington and Company Limited
  • パディントンの視点でロケ撮影した映像で、観客をロンドン観光に誘う

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