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『スター・ウォーズ』が“風神雷神”になって京都・清水寺に降臨

 1977年公開のシリーズ1作目から、日本文化の影響が色濃く見受けられるSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズ。10年ぶりの新作で、新たな3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が来月18日に公開されるのを記念して、国宝「風神雷神図屏風」へのオマージュが込められた「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神レイ&雷神カイロ・レン屏風」が制作されていることが12日、わかった。

 「風神雷神図屏風」を描いたのは、江戸時代初期の日本画家、俵屋宗達。折しも、2015年は、宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一らをゆるやかにつなぐ日本画の流派「琳派(りんぱ)」が、現在の京都市に誕生してから400周年とされている。

 今回、伝統的な日本画の技法を受け継ぎつつ、ユーモアとパロディー、現代的な要素を取り入れた日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱している画家の山本太郎氏が、屏風の中に『スター・ウォーズ』の世界観を表現。家族を待ち続ける孤独なヒロイン、レイと、赤い十字型のライトセーバーを操る悪役カイロ・レンを風神雷神に見立てて描き上げる。山本氏は「世代を超えた現代の神話であるこの物語を描く機会を得て大変光栄に思っています」とコメントし、制作に全力を注いでいる。『スター・ウォーズ』と日本の国宝のコラボレーションは、世界中の注目を集めそうだ。

 完成した『スター・ウォーズ』屏風は、11月30日の朝、世界遺産でもある京都・清水寺で平安時代よりさまざまな芸能が奉納されてきた本堂(清水の舞台)、本尊ご宝前でのお披露目が予定されている。同時に、「今年の漢字」を書く森清範貫主が「覚醒」の書を揮毫して、華を添える。作品は12月8日から15日まで清水寺経堂で展示予定。



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