俳優の玉山鉄二が主演するWOWOWの連続ドラマW『誤断』(22日スタート、毎週日曜 後10:00※第1話無料放送)の完成披露試写会が11日、都内で開催された。玉山、蓮佛美沙子、柳葉敏郎、小林薫が登壇し、撮影時のエピソードや作品の見どころを語り合う中で、ひときわ盛り上がったのが“ロケ弁当”の話題。かねてから小林の大ファンだったという玉山は「薫さんがきょうのお弁当、さみしいな〜とひと言ぼやいたら、次の日からすごく豪華になりました。救われました」と小林の“大物ぶり”を明かし、尊敬の眼差しを向けていた。
“飯屋”のマスターを演じたこともある小林は「そんな、グレードアップしたなんて言うと制作会社はいい気になるからね。ちょっと良くなっただけ」と、辛口に応じ、「若い人たちに足りるのか心配になって、もう少しグレードあげたら、と言いましたけど、それ以来、『きょうはどうですか?』って聞きに来るように(笑)。そんなに語尾を強くして言うほどじゃないですよ」と包み隠さず話して、観客の笑いを誘った。
玉山が続いて「(温かい食事が振る舞われる)ケータリングだ、ヤッターと思ったら、ごはんの上に三つ葉をちらして、鮭が一本とタルタルソースだけって時がありました。これはすごいな、と思って…」と、その実態を暴露すると、柳葉が「記事が全部、弁当の話になるぞ」と慌てて制止し、会場はいっそう大きな笑いに包まれた。
そもそも本作の撮影は1都6県にまたがるロケを敢行し、かなりハードでタイトなスケジュールだったようで、玉山は「約2ヶ月、修業のような日々でした」と振り返った。小林も「とにかく朝が早くて。最後は声も枯れてボロボロになりました」と咳込みながら「この作品に出演すると決めたことが、僕にとっての誤断でした」と冴えたジョークを飛ばしていた。
同ドラマは作家・堂場瞬一氏の同名小説(中央公論新社)が原作。薬害事件を抱える大手製薬会社を舞台に、法の網をかいくぐってでも会社の繁栄と存続を優先する昭和を行きた企業人、巨大企業の利益のために犠牲になった被害者たち、そして、上司の命令に従いながらも会社と被害者との間で揺れる平成を生きる若手社員ら、それぞれの思惑や正義が交錯する群像劇をサスペンスタッチで描く。
連続テレビ小説『マッサン』の羽原大介氏が脚本。玉山は「『マッサン』の打ち上げに出るため、大阪に向かう新幹線の中で偶然、羽原さんに会って、『また、やろうね』と話した1週間後にこのドラマの話をいただき、『早いな』とびっくりしました」と語り、「最近、隠蔽に関するニュースが多いですね、とプロデューサーに言ったら、ニコっと笑っていました。そういう、ことなんだなと納得しました」と、タイムリーなテーマを扱ったドラマであることをアピールしていた。
“飯屋”のマスターを演じたこともある小林は「そんな、グレードアップしたなんて言うと制作会社はいい気になるからね。ちょっと良くなっただけ」と、辛口に応じ、「若い人たちに足りるのか心配になって、もう少しグレードあげたら、と言いましたけど、それ以来、『きょうはどうですか?』って聞きに来るように(笑)。そんなに語尾を強くして言うほどじゃないですよ」と包み隠さず話して、観客の笑いを誘った。
玉山が続いて「(温かい食事が振る舞われる)ケータリングだ、ヤッターと思ったら、ごはんの上に三つ葉をちらして、鮭が一本とタルタルソースだけって時がありました。これはすごいな、と思って…」と、その実態を暴露すると、柳葉が「記事が全部、弁当の話になるぞ」と慌てて制止し、会場はいっそう大きな笑いに包まれた。
そもそも本作の撮影は1都6県にまたがるロケを敢行し、かなりハードでタイトなスケジュールだったようで、玉山は「約2ヶ月、修業のような日々でした」と振り返った。小林も「とにかく朝が早くて。最後は声も枯れてボロボロになりました」と咳込みながら「この作品に出演すると決めたことが、僕にとっての誤断でした」と冴えたジョークを飛ばしていた。
同ドラマは作家・堂場瞬一氏の同名小説(中央公論新社)が原作。薬害事件を抱える大手製薬会社を舞台に、法の網をかいくぐってでも会社の繁栄と存続を優先する昭和を行きた企業人、巨大企業の利益のために犠牲になった被害者たち、そして、上司の命令に従いながらも会社と被害者との間で揺れる平成を生きる若手社員ら、それぞれの思惑や正義が交錯する群像劇をサスペンスタッチで描く。
連続テレビ小説『マッサン』の羽原大介氏が脚本。玉山は「『マッサン』の打ち上げに出るため、大阪に向かう新幹線の中で偶然、羽原さんに会って、『また、やろうね』と話した1週間後にこのドラマの話をいただき、『早いな』とびっくりしました」と語り、「最近、隠蔽に関するニュースが多いですね、とプロデューサーに言ったら、ニコっと笑っていました。そういう、ことなんだなと納得しました」と、タイムリーなテーマを扱ったドラマであることをアピールしていた。
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2015/11/11