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芸歴20年、孤高のカルト芸人・永野とは何者か?

 「ゴッホより〜普通に〜ラッセンが好きっ!」。孤高のカルト芸人として暗躍していたピン芸人・永野が、芸歴20年目にしてブレイクの兆しを見せている。多くのゴールデン帯バラエティに出演し確かな爪痕を残した彼には、斎藤工など芸能人のファンも多い。ORICON STYLEでは、そんな永野にインタビューを敢行。ブレイク前夜の心境はもちろん、20年におよぶアンダーグランドでの活動の軌跡に迫る。

■尖った笑いを追求する若手がいますけど、アイツら普通に授業料払ってますからね!

――孤高のカルト芸人である永野さんが遂に本格的にブレイクの兆しを見せてますね。最新DVDも発売予定だし。
【永野】きちゃいましたね〜とうとう!

――斎藤工さんを筆頭に、溝端淳平さんや小嶋陽菜さんなど芸能界でもファンを公言する方も多数いますからね。
【永野】ありがたいですねぇ。やっぱり斎藤工くんの影響はデカいですね。小嶋陽菜ちゃんも好きと言ってくれるんですけど、実際に本人の前でネタやると「おもーい!」って言われちゃうんですよ。

――(笑)。永野さんは意外にも芸歴は長いですからね。
【永野】20年ですよ! 嫌になっちゃいますよね。ニルヴァーナとか通ってきた世代なので、20代で普通に死ぬと思ってましたからね! 今、41歳なんですけど、逆に太ってきちゃって。

――退廃感ゼロ(笑)。
【永野】はい〜(ニッコリ)。

――でも、20年ってホントに長いですよね。
【永野】ホントですよ(しみじみ)。当時ってお笑い養成学校もほとんど無かったので、何となくホリプロに5年ほどいて。当然、芽が出るワケもなく……。

――今みたいにたくさんの養成学校があるワケではなかったし、簡単に芸人になれる環境ではなかったですよね。
【永野】そうですね。今って尖った笑いを追求する若手が一杯いますけど、アイツら普通に授業料払ってますからね。そんなのが“狂気の世界”みたいなこと言ってますからね。

――授業料払って狂気もないだろうと(笑)。
【永野】ホントの狂気っていうのは授業料なんか払えない部分にあるんです。1995年当時の金払えない芸人たちの雰囲気ってホント暗かったですから。リアルに狂気の方も一杯いましたから(笑)。

■ラッセンの前でネタをやったら普通に「ありがとう!」って(笑)

――でも、20年間カルト芸人として活動してきて、同期もどんどん辞めていく状況で、永野さん自身辞めようと思ったことはなかったんですか?
【永野】それがですね……実はないんですよ。これは何も芸人としてのプライドうんぬんとかではないんです。ずっとバイトをしてたんですけど、ホリプロを辞めた際に本格的にバイトの量を増やした時があったんですけど、その時に「あぁ、おれはここまで社会に順応できないのか…」と愕然としまして。バイトにも社会があって、上下関係や派閥もある……どのコミュニティにも全く入ることが出来なかったんです。だからもう「芸人しかないわ!!」っていう考えになったんですね。

――なるほど〜。でも、その鬱屈とした毒っ気が、少なからず芸にも反映されてますよね。例えば永野さんのヒットネタである「ピカソより普通にラッセンが好き〜」も、凄く毒っ気があるじゃないですか。
【永野】いや……それはどうでしょう(笑)。なぜってこの間、ラッセン本人の前でそのネタやったら、通訳の人が直訳してラッセンさんに伝えたら、普通に「ありがとう!!」って(笑)。涙を流さんばかりの勢いで感謝されましたよ。

――なんの笑いにもなってないじゃないですか(笑)。
【永野】ただ、褒めただけという(笑)。


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