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未来は自動運転で交通事故ゼロ?「自動ブレーキ技術を発展させれば、自動運転に達する」

 東京ビックサイトで現在、開催されている『東京モーターショー2015』(一般公開日は〜8日まで)の累計来場者数は、1日までに約237,900人。各社、燃料電池自動車や電気自動車など、さまざまな次世代のクルマを披露するなか、国内メーカーが力を入れる自動運転車は数多くのショーカーが展示され大きなにぎわいを見せている。ハンドルもブレーキも操作のいらない未来の風景は、すぐそこまで迫っているようだ。

『東京モーターショー』のSUBARUブース

『東京モーターショー』のSUBARUブース

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 2020年までに一般公道をふくむ自動運転車の商品化を目指す日産自動車は、「Nissan IDS Concept」を発表。運転者が普段使う加速度や減速度、レーンチェンジのタイミングを学習して自動運転に置き換えるAI技術は、同社がもっとも得意とするところ。

 同ショーカーは、運転者が運転中にメールを読んだり、同乗者と談笑を楽しむタイミングが増えることをアピール。ハンドルがせりあがってモニターが現れるほか、前部座席が回転し、後部座席のひとと談笑ができるよう向かい合わせになるなど、空間全体がトランスフォームする姿は、子どもの頃に胸をときめかせた未来予想図そのものだ。

 技術面だけが取り沙汰されるようにも思えるが、各社口をそろえて明言するのは、じつは安全性への訴求。なかでも、自動ブレーキなどの先進安全技術「アイサイト」を誇る富士重工業スバルは、核心コンセプトに「安心と愉しさ」を盛り込み、安全面を大きく宣伝する。それらビジョンを具現化した「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT」も展示中だ。

 スバル技術開発部の担当者は「(安全重視の)アイサイトの技術と概念を基本として発展させれば、自然に自動運転の域に達するんです」と同社の技術力をアピール。

 さらに「弊社の前身は中島飛行機。航空機でも培われた技術をいかしつつ、他社よりもお客様のニーズにあった価格帯での販売も心がけたい。安全が担保されたうえでの廉価が自動運転車普及にもつながると思っています」と胸を張る。高速道路内の自動運転も2020年に実現したいという。

 『東京モーターショー2015』は8日まで開催。便利と安心が両立する未来のビジョンを、是非そこで実際に体感してもらいたい。

関連写真

  • 『東京モーターショー』のSUBARUブース
  • 『東京モーターショー』のTOYOTAブース
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