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尾上松也、冠番組で見せる素の姿 「歌舞伎にも良い影響」

 10月6日からBS11でスタートした『尾上松也の古地図で謎解き!にっぽん探究』(毎週火曜 後8:00)。歌舞伎俳優の尾上松也が古地図と現代の街を照らし合わせながら、専門家とさまざまな謎を解き明かしていく番組。松也の素の姿を垣間見られるとファンたちの間では喜びの声が上がっている。歌舞伎俳優としての松也をよくは知らなかったけれど、この番組がきっかけで意外と茶目っ気があってきさくな人なんだと、新たにファンになった人もいることだろう。

 番組は1月に2時間の特集番組として放送され、10月からレギュラー化。「率直な印象をいうと、私でいいの?と、驚きました。知られざる街の歴史や人々の暮らしに触れる番組のナビゲーターに私を抜てきした、その勇気に感服いたしました(笑)」と出演オファーを快諾。舞台の稽古(けいこ)や公演の合間を縫ってロケに出かけている。

 「これまで古地図を見る機会もなかったですし、初めて知るようなことばかり。びっくりしたのは、歴史が動くと、地図も変わるということ。いろいろな方にお話をうかがいながら少しずつ謎が解けていくのもドラマチックで、テレビの収録であることを忘れて自分自身が楽しんでいる感覚があります」

 10月は「塔」「新選組」「水」「城」をテーマに、松也が京都各所を散策。11月10日の放送から舞台は東京へ。尾上右近や中村隼人ら若手歌舞伎俳優と手分けしてロケを敢行し、スタジオトークとともに構成していく。

 「いい意味で知らないことの多い若い世代が、視聴者の皆さんと一緒に謎を解いてくような感覚で番組を進行していけたらいいなと思います。歌舞伎界の若手たちがロケをして、トークをする番組はほかにあまりない。皆、トークに長けているわけではないので、そこは変にうまくやろうせず、現場で感じたこと、疑問に思ったことを素直に出していきたい。僕たちに関する発見も楽しんでいただけたらと思います。その延長で歌舞伎に興味を持つ方が増えてくれるとうれしいですね」

 5歳で二代目尾上松也の名で初舞台を踏み、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。今年6月から8月にかけて、東京・帝国劇場で上演されたミュージカル『エリザベート』に主要キャストの一人として出演したことも話題になった。

 「一つひとつのお仕事がきっと次につながると信じ、逆もあり得ると危機感を持って勤めてきました。その一つひとつが少しずつつながって、自分の名前がついた番組まで任せていただけるようになったのかと思うと感慨深いです。舞台では自分の生き様が表れます。いろいろな経験を積むことは歌舞伎の舞台にも良い影響が出ると思うので、これからも可能性を大事にしていきたいです」。

 次回10日は東京・日本橋、同17日は東京・築地、同24日は東京・上野を予定している。



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