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高畑裕太、三枚目“残念キャラ”でブレイク 実母・高畑淳子のダメ出しで活きる息子

 朝ドラ『まれ』(NHK総合)で何度ふられても一途に好きな人を想い続けた挙げ句、報われなかった残念な青年といえば、ピンとくる人も多いだろう。俳優・高畑裕太は愛嬌のあるこの役をユーモラスに演じ、お茶の間にホッコリした笑いを毎朝届けてくれた。さらに大人気アニメの実写ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(フジテレビ系)では、大柄な体型を活かして主要キャラのひとりであるぽっぽを好演。メインキャストでのドラマ出演が目立ってきている。それとともに番宣などでのメディア露出が増えると、意外なところから高畑裕太に注目が集まりだした。母である強烈キャラの女優・高畑淳子とのオモシロ親子エピソードの数々が熱いのだ。

◆母・高畑淳子とのエピソードで見えてくる人柄

 シリアスからコメディまで幅広くこなすベテラン女優の高畑淳子を母に持ち、親子でもバラエティなどに出演している裕太。ふたりのバラエティ出演では、天然ボケすぎて空気が読めない息子に対し、的確なツッコミを入れる母という、まるで漫才コンビのようなオモシロ親子ぶりを披露している。また、過去に放送された『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では、好きな女の子を友人にバラされたことなど、でしゃばり母親エピソードを明かしつつ、「デリカシーに欠ける」と指摘する様子が笑いを生み出していた。

 最近だとドラマ『あの花』を一緒に観ていたら、細かいダメだしを受け続けて、2時間18分のドラマを観るのに4時間ほどかかったことや、ゆきあつを演じたイケメン俳優の志尊淳が登場すると「もう、カッコイイわね! うちの息子にわけなさいよ」と怒り出したというエピソードも。『あの花』の完成披露試写会での舞台あいさつでは、裕太は自らそんなトークで会場を湧かせていた。

 仲が良いからこそ言いたいことを言える間柄なのは言うまでもない。そんななかでも、同じ俳優として母を目標としていることを裕太がテレビで話せば、淳子も「まだまだ、先の長〜い、役者人生であります。未熟ではありますが、彼の持っている資質を信じてキャスティングしてくださったことに感謝です」とブログで感謝のコメントを綴るなど、ホッコリするエピソードも。ときに憎まれ口を叩きながらも、ふたりが温かく素敵な親子関係を築いているのが伝わり、結果的に裕太の人柄の良さが世間に印象づけられている。

◆重宝されるいじられ三枚目キャラ

 裕太は、母以外の友人たちからいじられることも多そうだ。しかし、『まれ』で共演した山崎賢人から“仕事が少なくていつもヒマなキャラ”としていじられると、おもしろおかしくのっかり、また、「片思いしていた相手役の清水富美加から近寄らないでオーラを出されている」と自らブログに綴る。自虐ネタを厭わない、むしろ楽しんでいそうなところが彼の魅力のひとつ。ビジュアルも嫌みがなく清潔感があり、素の真面目な雰囲気は男女問わず好かれそうだ。

 高校卒業間近まで俳優という職業に全く興味が無かった裕太は、大学に入ってから俳優としてのキャリアをスタートさせる。2012年から数本のドラマや映画に端役として出演しているが、世間的に俳優として認識が高まったのはやはり『まれ』に出演したことが大きい。俳優・高畑裕太という名前が一般的に知られるようになったいま、親子でのバラエティ出演の機会もこれからさらに増えていくことだろう。

 イケメン俳優が多く活躍するエンタメシーンのなかで、彼のような三枚目キャラを演じられる存在は貴重。また、丸刈りの似合う昭和顔的なビジュアルは、需要が耐えないその役の枠で重宝されるだろう。俳優としてもバラエティの天然キャラタレントとしても需要が増えそうないま、高畑裕太に大ブレイクの予感が漂っている。
(文:奥村百恵)



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