日本デザイン振興会は29日、2015年度の「グッドデザイン大賞」の大賞候補を発表した。全受賞作1337件の中から大賞候補にあがったのは、水素エネルギーを活用して走る“究極のエコカー”トヨタ自動車『ミライ』や、古い工場を改修し“農の拠点施設”として再生させた長野県木島平村の道の駅 「道の駅FARMUS木島平」など8点。大賞は11月4日に発表される。 今回の候補選出のポイントは、「人とものごととの新しいかかわり方や、社会における新たな仕組みづくりに挑んだ先駆性」。そのため候補の中には、和食継承を目的とした和食給食推進プロジェクト『和食給食応援団』や、高齢者・交通弱者と道の駅をつなげるために市内全域を集配車で回る仕組みを生み出した、一般社団法人周南ツーリズム協議会の道の駅 『ソレーネ周南』などが含まれている。
2015/10/30