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ロザン宇治原、クイズ番組なくして存在価値なし――の覚悟

 インテリ芸人といえば、この人。お笑いコンビ・ロザン宇治原史規(39)。京都大学出身という学歴に目をつけたテレビ局がクイズ番組に呼んだところ、その実力を遺憾なく発揮し、瞬く間にその名前がお茶の間に知れ渡った。以来、10年近くもの間、インテリ芸人の名をほしいままに、クイズ王として君臨し続けている。宇治原はこの10年を、どのように捉えているのだろうか。

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■ クイズ番組で活躍できなくなったら存在価値はない

 1996年に大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の同級生だった菅広文と漫才コンビ・ロザンを結成し、デビュー。数年で高学歴コンビとして関西ではそれなりに人気者になっていた。全国区になるきっかけは2006年5月、宇治原が『平成教育予備校』(フジテレビ)で4回連続成績1位となり、同年夏の特番『平成教育委員会』(同)でも初出場成績1位を獲得し、話題になったことから。さらに、現在につながるポジションを得たターニングポイントに、『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』(テレビ朝日)への出演を挙げる。

 「漫才がなかったらそもそもクイズ番組に出演できなかったと思いますし、関西でファンが付いてきたところで全国放送の番組に呼んでもらったタイミングもよかったのではないかと。しかも、『Qさま!!』には現在に至るまで、ずっと出させてもらって、本当にありがたいと思っています」

 『Qさま!!』初出演は07年8月。それから8年、コンスタントに出続け、あす9日の放送回で出場回数193回を数える。MCを除く全出演者の中では最多1位。この間に獲得したタイトルも、脳力王3回、日本王1回、勉強王1回、学力王3回の実績を誇る。『Qさま!!』は先月26日に放送300回を迎えたところなので、同番組への出演率の高さといったら。宇治原あっての『Qさま!!』、『Qさま!!』あっての宇治原と言っても過言ではないだろう。

 宇治原自身にも「芸人としてクイズ番組で活躍しているだけというのもアカンけど、クイズ番組で活躍できなくなったらやっぱり存在価値ないな(笑)」と自覚はある。

■高齢の視聴者の支持を集める“理想の孫”

 この10年、「クイズ番組に出演するからには、絶対負けたくない」とモチベーションを保ち続け、「一度、間違えた問題は二度と間違えません」と断言。「負けず嫌いなだけ」と謙遜するが、番組をとおして勉強すること、努力することを楽しんでいる姿も垣間見えて、そこが多くの視聴者に受け入れられてきた。

 番組プロデューサー曰く、宇治原は「高齢の視聴者からのウケが抜群にいいんです。彼みたいな“聡明な孫”がほしいという声が非常に多い(笑)。80代の方から番組宛にファンレターが届くことも珍しくありません」。

 視聴者に支持されているタレントを番組が呼ばない手はない。こうして積み重ねられた193回。浮き沈みの激しい芸能界で、確固たるポジションを築けたゆえんである。“理想の孫”と思われていることに、本人は「アラフォーですけどね」と照れていたが、「油断するとすぐ嫌われるタイプだと思うので、言動には気をつけたいと思います」と気を引き締めていた。

 クイズ番組に出演するのはもっぱら宇治原だが、それがコンビにとってマイナスにならなかったのも貴重なことだ。相方の菅は菅で、宇治原をネタに著書『京大芸人』、『京大少年』(ともに講談社)などを出版してベストセラーになり、コンビ仲の良さが広まってお互いの好感度を上げることになった。

 宇治原は冗談交じりに「菅はもう少しクイズ番組に出られると思っていたようですが(笑)。もともと大学名や学歴をいじってもらえたらおいしいな、くらいには考えていたんですけど、こんなに大々的に取り扱っていただけるなんて(笑)。相方にいじってもらえる鉄板ネタができてよかった、と思っています」と語り、コンビ仲を保つ秘けつを「お互い、親しき仲にも礼儀ありというのを大事にしている」と明かしていた。

 来年、コンビ結成&デビュー20周年を迎える。「早かったですね。クイズ番組がきっかけで、ロザンの漫才を観に劇場に来てくれる人が増えましたし、ファンの幅も広がりました。これからもお客さんを漫才で笑わせることをベースに、好奇心を忘れず、できることはなんでもやっていきたい。クイズ番組にも呼んでいただける限り、出続けたいですね」と抱負を語っていた。

■めったに見られない!? 宇治原がド忘れして動揺

 宇治原にとって193回目の出演となる9日放送の『ぶっちゃけ寺&Qさま!! 合体3時間SP』(後7:00〜)では、人気企画「プレッシャーSTUDY」が1年半ぶりに復活。最近の同番組で目ざましい活躍を見せるニューウェーブ軍団と、豊富な出演歴を誇る元祖Qさま!!軍団が、今まで以上にプレッシャーのかかる新ルールに大幅リニューアルされた「プレッシャーSTUDY」で激突する。

 堀江貴文氏が率いるニューウェーブ軍団には、中高生に人気のモデルで日本大学法学部在学中の大倉士門が初参戦するほか、芥川賞作家・羽田圭介氏、初参戦の「脳力王」であと一歩で優勝という活躍を見せた現役医大生・つげりょうた氏、フリーアナウンサーの天明麻衣子らを招集。元祖Qさま!!軍団は、エース・宇治原をはじめ、出場回数2位の伊集院光、「学力王」「漢字王」「脳力王」など数々のタイトルを獲得してきたやくみつる、漢検1級の宮崎美子らおなじみの面々が勢ぞろい。

 実は、この回の収録で宇治原は「とんでもないド忘れを一発やらかしています」と猛省。「昔はなかったような、ド忘れ。これって、やはり、年齢的なものでしょうか」と肩を落としていたが、同じ間違いを2度繰り返さないのが宇治原の真骨頂でもある。クイズ王として君臨し続けられるか、常に勝負所なのかもしれない。



関連写真

  • インテリ芸人、クイズ王として活躍するお笑いコンビ・ロザンの宇治原史規 (C)ORICON NewS inc.
  • 11月9日放送のテレビ朝日『ぶっちゃけ寺&Qさま!! 合体3時間SP』で193回目の出演を果たす宇治原(C)テレビ朝日
  • 1年半ぶりに復活する「プレッシャーSTUDY」でまさかのド忘れ!?(C)テレビ朝日
  • 11月9日放送のテレビ朝日『ぶっちゃけ寺&Qさま!! 合体3時間SP』に出演する宇治原史規(C)テレビ朝日
  • 11月9日放送のテレビ朝日『ぶっちゃけ寺&Qさま!! 合体3時間SP』に出演する宇治原史規(C)テレビ朝日

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