関西テレビ・フジテレビ系“火10”ドラマ枠で初回視聴率12.9%（関東地区）の好スタートを切った『サイレーン刑事×彼女×完全悪女』（毎週火曜　後10：00）の第2話（27日放送）で、主演の松坂桃李が典型的な“オタク”姿を披露する（※日本シリーズ放送のため、放送時間に変更の可能性あり）。

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　初回はスカートを履いた姿（原作どおり）をさらした松坂。第2話では前髪をピシッと7対3に分け、黒縁メガネにチェックのシャツをウォッシュデニムに入れ、リュックサックを背負って登場する。松坂の“変装”は今後もありそうで、番組の楽しみの一つとなりそうだ。

　同ドラマは、『週刊モーニング』（講談社）で連載されていた山崎紗也夏氏の同名漫画が原作。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊（通称：キソウ）バディであり、恋人同士でもある松坂演じる里見偲と木村文乃演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる“美しき殺人鬼”橘カラと出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンス。

　整形し、完璧な美しさを持ちながらも猟奇殺人を繰り返しているカラ。勘の良い里見は、連続して起こる殺人事件の裏で、カラが関連しているのはないかと疑問を抱き始める。

　第2話で、里見はカラについて捜査を進める一方、先輩刑事・千歳（山口紗弥加）から尾行を頼まれ、捜査の一環として猪熊とカップルを装い、オタクルックで尾行を敢行。さらに、繁華街でナイフを振り回す通り魔事件が発生する。

　その通り魔役を俳優の岡田義徳が熱演。里見と猪熊が事件現場に向かうことを察知したカラは、自ら通り魔の前に立ちはだかる。果たしてカラの狙いとは？　刑事の里見と美しき殺人鬼のカラの対決の幕が切って落とされる。