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オダギリジョー、仏語習得は「丸覚え」 藤田嗣治役も「興味あるわけでは…」

 俳優のオダギリジョーが26日、都内で行われた映画『FOUJITA』(11月14日公開)記者会見に出席した。日本人画家・藤田嗣治を演じたオダギリは、本編の半分以上がフランス語のせりふだったが、苦労を聞かれると「せりふは決まっていて、時間もなかったので、丸覚えみたいなところ」と明かした。

仏語習得の苦労を明かしたオダギリジョー (C)ORICON NewS inc.

仏語習得の苦労を明かしたオダギリジョー (C)ORICON NewS inc.

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 小栗康平監督の10年ぶりの作品で、藤田嗣治の半生を描く。オダギリは撮影前に、フランス語のせりふが録音されたCDを聞き込み、せりふをそのまま丸覚え。「現地の俳優の方に来ていただいて、せりふを読んでもらったのを録音。その中で感情をもったフランス語に仕上げた。文法も、下手すれば単語の意味すら分かっていない。覚えやすい響きから入れていった」と振り返った。

 冒頭でオダギリは「藤田はあまり知らなかったですし、いまだにそれほど興味あるわけではない」、演技についての質問も「簡単に言うと監督に丸投げ」と発言し、監督や共演者を苦笑させたが、小栗監督は「丸暗記、丸投げと共通しているのですがマイナスではない。俳優さんが何かに預けることは勇気がいることだ」とフォローした。

 10年ぶりメガフォンをとった小栗監督の最新作で、オダギリは出演承諾した理由に「小栗監督の作品に参加したいというのが正直なところだった」と告白し、「オダギリジョーという役者の幅をいくつも超えていて、監督のおかげですごくいい励みになれたなぁと。(参加して)とてもうれしく思っています」と話した。

 会見には藤田の5番目の妻・君代を演じた中谷美紀、プロデューサーのクローディー・オサール氏も出席した。

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  • 仏語習得の苦労を明かしたオダギリジョー (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』記者会見に出席した中谷美紀 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)小栗康平監督、オダギリジョー、中谷美紀、クローディー・オサール氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』記者会見に出席した中谷美紀 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』記者会見に出席した中谷美紀 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』記者会見に出席したオダギリジョー (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』記者会見に出席した中谷美紀 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』記者会見に出席した小栗康平監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『FOUJITA』記者会見に出席した(左から)オダギリジョー、中谷美紀 (C)ORICON NewS inc.

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