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デビュー前思い出し号泣 清水翔太の覚悟とは

 歌手の清水翔太が、初のベスト盤『ALL SINGLES BEST』を発売し、今年6月から全国ツアー『清水翔太 LIVE TOUR 2015』を行い、のべ5万人を動員した。そのツアー最終日に大阪城ホールで行ったライブが、WOWOWで放送される。地元・大阪時代から目標としていた思い出深い場所でのライブやデビュー当時を振り返り語った。

◆ライブでは、観客ももっと歌って欲しい

──今回のツアーで初めて大阪城ホールでライブを行いましたが、地元ということもあり、思い入れが強かったのでは?
【清水翔太】 地元で一番ライブを観に行って、目標としていた「場所」であったことは確かですね。

──デビュー前は、会場の近くでストリートライブをしていたこともあるそうですね。それだけに目標の場所のステージの立った瞬間、感慨がこみあげてきたのでは?
【翔太】 一生懸命で歌うのに必死で、(ステージに出た瞬間)感慨に浸るというのはなかったですね(笑)。

──ベスト盤をリリースし、今回のツアーを終えて、見えてきた部分もあるのでは?
【翔太】 そうですね。ツアーを終えて、リセットされた気持ちはありますね。今後ブランディングを含め、ちょっと違うことができそうな。

──ファン(観客)との関係も、より濃密になっていきそうな。今後ファンの人たちに対して望むことはありますか?
【翔太】 僕が一番思うのは、(ライブで)一緒に歌って欲しいということ。自分の曲に問題があるのかもしれないけど、海外のライブだとみんな歌うんですよ。サム・スミスみたいな綺麗な楽曲から、クリス・ブラウンのようなイケイケの曲でも、みんなマイクを向けられなくても大合唱。本人、歌ってねーじゃん!ってくらいの勢い(笑)。そういう感じのほうが、うれしいんですよ。

──カラオケボックスみたいなものですよね、向こうは(笑)。
【翔太】 観ているとそのほうがいいんですよね。サムだとより感動できたし、クリスはカッコいいって思えた。だから、もっと歌って欲しいという気持ちがあります。

──清水さんの声がかき消されても、いいと?
【翔太】 一緒に歌うというか。この曲、最高なんだからみんなで共有しよう。仲間なんだから、一緒に歌うでしょ?という感覚なんですよ。そういうところが、まだまだ浸透していないなと感じる部分があります。結構、いろんな場面で「もっと歌ってくれ!」と言っているのですが。

◆ライブで号泣! 「HOME」をリリースしてなければ、未来は違っていた

──アンコールの最後には、デビュー曲である「HOME」を披露されました。
【翔太】 この曲は、結構泣いちゃいました(笑)。作った当時のことを思い出したりして。その頃、やっと見つけた心安らぐ場所があって、そこを飛び出していかなければならない覚悟が必要だったんです。16、7歳だった自分にとっては、とても苦しくて、辛い覚悟だった。アーティストとしてやっていくために、必要なことだったので。もし、あそこで決断できていなかったら、未来は全然違っていたはず。大阪城ホールでライブなんてできなかったと思います。

──なるほど。
【翔太】 大阪城ホールのステージに立てたのは、今までのキャリアの積み重ねた結果ではあるんだけど、一番大切だったのは「HOME」をリリースできたことだと思うんです。この曲がなければ、未来は違っていただろうし、もしかしたらデビューすらできなかったのかもしれない。当時は、そんな未来なんて想像もせず、痛みから解放されたいという思いだけで書いていたけど、結果この(大阪城ホールでの)景色を見せてくれたのが、感慨深かったというか……。この曲で、大阪城ホールまで導いてくれたすべての人への感謝ですね。

──もし「HOME」を作った頃の苦しんでいた自分に、何かアドバイスできるとしたら?
【翔太】 別にないですね。そのまま頑張れ! としか言えない。当時は絶対に頑張る! と腹をくくっていたから、そのままやれば大丈夫だよって。

(文:松永尚久)



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