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流れ星、待望のCDデビューも「若干の違和感が…」

 “肘祭り”のギャグで、女子高生に中心に圧倒的な人気を誇るお笑いコンビ・流れ星が、「岐阜ミーチャンス」で待望(!?)のCDデビュー。ORICON STYLEではそんな彼らを直撃。本人たちは若干の違和感があったというCDデビューへの心境、プロデュースを務めたヒャダインへのムチャ振りなどの制作過程なども明かしてくれた。

■芸人を志した時から、渋谷公会堂に立つのが夢でした(ちゅうえい)

――10月14日にシングル「岐阜ミーチャンス」で待望のCDデビューを果たしますね。流れ星さんといえば、“肘神さま”を筆頭に歌ネタも多いので、CDデビューしても違和感がないというか。
【ちゅうえい】ホントですか!? 僕ら芸人ですよ?
【瀧上伸一郎】我々だけですか、違和感があったのは(笑)。

――ただ、いわゆる大成した芸人さん……たけしさん、さんまさん、とんねるずさん、ダウンタウンさんと、皆さん売れていく過程で歌手デビューしてるじゃないですか?
【瀧上】そんな、今仰ったような方々と肩を並べて語るのはおこがましいというか。
【ちゅうえい】……そうかぁ?
【瀧上】謙遜しなさいよ。

――(笑)。 でも、最初にCDデビューの話が来た際はどんな気持ちでした?
【ちゅうえい】遅かったなって。やっぱり芸人を志した時から、何時かは渋谷公会堂に立つのが夢でしたから。
【瀧上】うん。今初めて聞いたね。
【ちゅうえい】……今、スベったわけじゃないですからね!

――大丈夫です、気にしてませんから。
【ちゅうえい】CDを出すと言うことは今まで経験したことが無かったことなので、凄く新鮮で嬉しかったですね。
【瀧上】ただ世間の皆さんが、流れ星がCDを出すのに「“肘祭り”じゃないんかい!」というツッコミが来るのかなって。

――そこら辺って、なにか意図的な狙いがあったんですか?
【瀧上】これが、ちょっと説明がいるんですけど、我々、単独ライブツアーをやりまして。その時のネタの1つに「アイドルになりたい」というのがありまして。「歌手になりたい! 歌詞も作ってきた」「その歌詞ダセーだろ!」っていうやりとりなんですけど、それ(歌詞)がそのまま歌になったんです。で、最終的にヒャダインさんに曲作ってもらおうよってところまでネタにあったんです。
【ちゅうえい】作ってくれるわけねーだろ! で終わるオチだったんですよね。

――そこまでネタだったんだ(笑)。でも、それが現実になってヒャダインさんが作曲するに至って。
【瀧上】もともと漫才スタートの曲なので、凄くおこがましいんですけど、ヒャダインさんに注文を一杯つけまして(笑)。
【ちゅうえい】普通だったら、ヒャダインさんが歌詞も書いて音を作るのがスタンダードなので、大変だったと思いますね。そもそも僕らヒャダインさんと全く面識がなくて、ちょうど別の仕事でご一緒する機会があったので、とりあえずLINEの交換をしたんです。でも、そこからいきなり「曲作ってくださ〜い」じゃヤバい奴じゃないですか?

――まぁ、「何言ってんだ」ってなるかも(笑)。
【ちゅうえい】なので、相方とマネージャーとで相談して、その僕らの単独ライブにご招待したんです。で、「面白い!」っていう反応をしてくれたら、バカのふりしてお願いしてみようと。
【瀧上】まぁ、バカの振りというかバカなんですけど(笑)。

■ゆくゆくは県歌になればいいなぁって(ちゅえい)

――でも、面白いですよね。「アイドルになりたい」という漫才がなかったらCDデビューもなかったワケだし、ヒャダインさんとのコラボもなかった。
【瀧上】そうなんですよ。そこら辺の状況を知らない人は、最初は「何のこっちゃ!?」って思うかも知れないですけど、ただ、曲は素晴らしく良いんですよ。

――普通に良い曲なんですよ。悔しいことに(笑)。
【ちゅうえい】うわ〜嬉しい(笑)。でも、ホントに良い曲だなって僕らも思ってて。

――ただ、僕のなかで良い曲だなって感じてしまったことに「チィッ!」っていう気持ちも正直ありまして(笑)。
【ちゅうえい】あぁ〜それは芸人のくせにCDなんか出しやがってということですよね。ただ、どうせリリースするなら振り切ってやった方が良いなって。

――それは確かにそうですね。芸人さんがCD出すならコミックソングじゃなきゃいけないって決まりはないですもんね。最初は「肘神さま」的なアプローチに寄せてくるのかな?って思ってたんですけど、いい意味で裏切られましたよ。王道のアイドルソングだけど、歌詞はやっぱり面白いし。
【瀧上】僕らの出身である岐阜にまつわるキーワードをふんだんに散りばめたんですけど、「奥飛騨慕情」(竜鉄也・1980年)に匹敵する曲だなって。
【ちゅうえい】ゆくゆくは県歌になればいいなぁって
【瀧上】まぁ、そんな単語があるかどうか分からないですけどね(笑)。

■レコーディングでヒャダインさんにメチャクチャ怒られて…(瀧上)

――初のレコーディングでしたが、きっちり注文を付けたので、特に問題もなく?
【瀧上】あ! レコーディングでヒャダインさんにドッキリを仕掛けられたんですよ。僕に対してヒャダインさんがキレるという。
【ちゅうえい】ちなみに僕やスタッフさんは全員仕掛ける側です(笑)。
【瀧上】確かにレコーディング中、厳しかったんですよ。「瀧上さん、もうちょっと気合を入れて!」とか、「もっとそこ、セクシーにお願いしますよ!」とか、とにかく“圧”が凄くて(笑)。だから最終的に僕の歌がとんでもなくセクシーになったんです。「神様〜」っていう詞も「ひゃ〜みしゃま〜」になって。でもレコーディングを終えて曲を聴いたら僕のパートが全部ちゅうえいになってて(笑)。
【ちゅうえい】なんかやろうか?って話になって「じゃあ、ヒャダインさん怒ってください」っていう感じになったんです。瀧上が「なんでちゃんと歌っているのに怒るの?」って疑問に思うような流れにしようと思っていたのに、いざ瀧上が歌ったら、想像以上に下手で(笑)。結果、普通に怒られてました。

――アハハハハ! ドッキリにかける必要がなかったと(笑)。
【ちゅうえい】僕もスタッフも「なんで思い通りにいかないんだ!」って憤ってましたよ(笑)。
【瀧上】僕がレコーディングブースで1人で歌ってる時に外で全員ざわついてるんですよ。それをずっと1人で待ってる状態で。
【ちゅうえい】あれは、ヒャダインさんと話し合って「もう、瀧上がブチ切れるまで、1人にさせておきましょうか」って。でも、何分またせても怒んないんですよ。

――ブースで1人待たされている間、どんな心境だったんですか?
【瀧上】「レコーディングってこんな感じなんだぁ」って(笑)。



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