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女児アニメ発ボーイズユニット「Over The Rainbow」が映画に

 2013年4月から1年間放送されたテレビアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』(テレビ東京)で誕生したボーイズユニット「Over The Rainbow」が、2年の時を経て映画館のスクリーンにステージを移し、劇場作品『KING OF PRISM by PrettyRhythm』として来年1月9日より東京・新宿バルト9ほかで全国公開されることが4日、明らかになった。

劇場作品『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(2016年1月9日公開)ポスタービジュアル(C)T-ARTS/syn Sophia/キングオブプリズム製作委員会

劇場作品『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(2016年1月9日公開)ポスタービジュアル(C)T-ARTS/syn Sophia/キングオブプリズム製作委員会

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 『〜レインボーライブ』は、「プリズムショー」と呼ばれるアイススケートをモチーフとしたパフォーマンスショーを中心に、少女たちの友情や成長を描いた作品。女児向けアニメということもありメインキャラクターに女の子が多い中、Over The Rainbowは作中に登場するコウジ(CV:柿原徹也)、ヒロ(CV:前野智昭)、カヅキ(CV:増田俊樹)3人の男の子で結成された唯一のボーイズユニット。

 Over The Rainbowの3人は、親友だと思っていた友の裏切りや親同士の因縁、姿を消した母をアパートで待ち続ける、といった女児向けアニメとは思えない展開を見せ、多くのファンが衝撃を受けた。困難の末に固く熱い友情で結ばれた3人が、念願のプリズムショーを披露するエピソードは印象的だった。放送終了後に制作スタジオへキャラクター宛てのフラワースタンドが届いたり、今年の春に公開され、ストーリー分岐によってさまざまなプリズムショーを観られることで話題となった『劇場版プリパラ み〜んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ』の上映イベントでOver The Rainbowの登場するストーリーが圧倒的に人気だったり、いまだ根強い支持を受けている。

 『劇場版プリパラ み〜んなあつまれ!〜』で、必ず戻ってくることを誓っていた彼ら。新作の舞台は4年に一度開かれる「プリズムキングカップ」。3人を待ち受けるさらなる試練とは一体何なのか。彼らの新しい物語が幕を開ける。個性豊かな男の子たちが続々登場するのも楽しみ。

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