先月24日に肝内胆管がんのため亡くなった女優・川島なお美さん(享年54)の告別式が2日、東京・青山葬儀所にてしめやかに営まれた。夫でパティシエの鎧塚俊彦氏は、喪主のあいさつで、川島さんが病気と正面から向き合い闘い抜いたことを明かした。
「女房は過去を振り返ることはせず、現在と未来を考えることを念頭に置き、前向きに生きました」と偲び、「女房は最後の最後まで諦めることはしなかった。女房は他界したくらいでへこたれる女性ではありません。今もこのどこかでこの話を聞いて『私は次のステージを考えているよ、元気出して』と言っているような気がします」と気丈に話した。
続けて「女房が最後まで戦った舞台。お医者様から言われたのは『舞台は奥さまの寿命を縮めたのでは決して無い。舞台があったからこそ、奥さまはあそこまで生きれた』と。最後は肝臓は機能せず、腹水が5リットルも溜まったなかでお医者さまは奇跡だと。あんな体で演じるのは奇跡だと。そこまでいくと止めることはできませんでした」と声を震わせながら回顧。
壮絶な闘病生活のなかでも「女房の体にできた腫瘍でさえも“戒めくん”と呼んで前向きに考えておりました」と明かすと、2014年1月の手術前日に記したメモを紹介。「女優として可能性を広げ、映画、舞台、テレビドラマ、ラジオ、CM、もっともっと川島なお美を進化熟成させるための糧になる。試練を与えてくださった神様、戒めくん、ありがとう。私はまだ生きます」。
そのほか、作家の林真理子氏、女優の倍賞千恵子、太田プロダクション・代表取締役社長の磯野太氏が弔辞、片岡鶴太郎の弔電を司会の徳光和夫が代読した。
林は「最後にお約束します。あなたの最愛の人、鎧塚さんを決して孤独にはしません。私たち仲間が友情で支えます。だから安心してください」と涙声で誓い、倍賞も「あなたが逝ってしまった夜、今までとは変わらない美しいあなたの顔を見て、頬に触り手を握ったあの夜からきょうまで、あなたは私のすぐそばにいるような気がしているよ」と涙ながらに弔辞を読み上げた。
参列者は秋野暢子、秋元康氏、ウド鈴木(キャイ〜ン)、小倉久寛、神田川俊郎氏、草なぎ剛(SMAP)、小六禮次郎、釈由美子、デヴィ夫人、永井大、中島美嘉、西川史子、錦野旦、鳩山邦夫衆院議員、はるな愛、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、彦麻呂、別所哲也、松本明子、吉田照美。(50音順)
「女房は過去を振り返ることはせず、現在と未来を考えることを念頭に置き、前向きに生きました」と偲び、「女房は最後の最後まで諦めることはしなかった。女房は他界したくらいでへこたれる女性ではありません。今もこのどこかでこの話を聞いて『私は次のステージを考えているよ、元気出して』と言っているような気がします」と気丈に話した。
続けて「女房が最後まで戦った舞台。お医者様から言われたのは『舞台は奥さまの寿命を縮めたのでは決して無い。舞台があったからこそ、奥さまはあそこまで生きれた』と。最後は肝臓は機能せず、腹水が5リットルも溜まったなかでお医者さまは奇跡だと。あんな体で演じるのは奇跡だと。そこまでいくと止めることはできませんでした」と声を震わせながら回顧。
壮絶な闘病生活のなかでも「女房の体にできた腫瘍でさえも“戒めくん”と呼んで前向きに考えておりました」と明かすと、2014年1月の手術前日に記したメモを紹介。「女優として可能性を広げ、映画、舞台、テレビドラマ、ラジオ、CM、もっともっと川島なお美を進化熟成させるための糧になる。試練を与えてくださった神様、戒めくん、ありがとう。私はまだ生きます」。
そのほか、作家の林真理子氏、女優の倍賞千恵子、太田プロダクション・代表取締役社長の磯野太氏が弔辞、片岡鶴太郎の弔電を司会の徳光和夫が代読した。
林は「最後にお約束します。あなたの最愛の人、鎧塚さんを決して孤独にはしません。私たち仲間が友情で支えます。だから安心してください」と涙声で誓い、倍賞も「あなたが逝ってしまった夜、今までとは変わらない美しいあなたの顔を見て、頬に触り手を握ったあの夜からきょうまで、あなたは私のすぐそばにいるような気がしているよ」と涙ながらに弔辞を読み上げた。
参列者は秋野暢子、秋元康氏、ウド鈴木(キャイ〜ン)、小倉久寛、神田川俊郎氏、草なぎ剛(SMAP)、小六禮次郎、釈由美子、デヴィ夫人、永井大、中島美嘉、西川史子、錦野旦、鳩山邦夫衆院議員、はるな愛、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、彦麻呂、別所哲也、松本明子、吉田照美。(50音順)
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2015/10/02