TOKYO FMで放送中のラジオドラマ『あ、安部礼司』（毎週日曜　後5：00）の放送開始10年を記念したイベント『NISSANあ、安部礼司 史上最大のワクワク大作戦ABE-GIG in 日本武道館〜10年に一度の大家族会議』が2日、東京・日本武道館で開催された。アーティストや声優、俳優が多数出演し、8000人の観客を大いに盛り上げた。

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　同ドラマは、ごく平均的なサラリーマン「安部礼司」が、社会の荒波に揉まれながら成長していく日常の一場面を、今の30〜40代が“ツボ”だと感じる1980年代を中心とした“今ツボな選曲”とともに描くコメディーラジオドラマ。

　この日のイベントでは、「生ラジオドラマ」と「生歌＆生演奏」が融合した、スペシャルライブを実施。レギュラーキャストが勢ぞろいしたほか、スペシャルゲストにアイドルグループ・乃木坂46の橋本奈々未が安部礼司の友人・刈谷勇の娘「のんちゃん」役、俳優・千葉雄大が安部礼司の息子「永太」役、さらには声優の緒方恵美も登場した。

　そのほか、渡辺美里が「10years」、平原綾香が「Jupiter」、サンプラザ中野くんが「大きな玉ねぎの下で」と、ゲストアーティストがそれぞれが代表曲を生歌で披露したほか、米米CLUBの金子隆博が「ピアノ生演奏」で会場を一つにした。

　中野くんは「この歌は今から30年前の爆風スランプの初の武道館ライブに向けて作った曲で、それがまた今日、安倍礼司10周年のこの素晴らしい場所で歌うことができて本当に幸せでした」と感慨深げ。橋本も「オールスターの皆さんとご一緒できてよかったですし、刈谷さんの娘の役ができて、本当によかったです」と出演を喜び、千葉も観客とのコール＆レスポンスを楽しんだ。