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真田幸村ブームの原点 『講談・難波戦記』を映画館で観る

 これまで数々の小説・漫画・ゲーム・ドラマ・映画で描かれ、来年の大河ドラマの主人公にもなる戦国武将、真田幸村。その人気の原点を映像に収めた『映画 講談・難波戦記(なんばせんき)−真田幸村 紅蓮の猛将−』が11月21日より全国の劇場で順次公開されることになり、予告編が解禁された。

『映画 講談・難波戦記 −真田幸村 紅蓮の猛将−』11月21日より全国で順次公開(C)2015 flag Co.,Ltd

『映画 講談・難波戦記 −真田幸村 紅蓮の猛将−』11月21日より全国で順次公開(C)2015 flag Co.,Ltd

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 戦乱の世、徳川家康という強大な権力を持つ男の首にあと一歩のところまで迫り、いまなお老若男女からその人気を一身に集める、幸村。今年、幸村が命を落とした大坂夏の陣からちょうど400年を迎え、来年1月からは脚本・三谷幸喜、主演・堺雅人の大河ドラマ『真田丸』(NHK)の放送を控え、ますます注目されている。

 こうした幸村ブームの原点とされているのが『講談・難波戦記』だ。講談とは、日本の伝統芸能のひとつで、高座におかれた釈台(しゃくだい)と呼ばれる机の前に座った演者が、“張り扇”を叩いて調子を取りながら、話を読み聞かせる。演目は、主に歴史に関するもので、幸村はもちろん、水戸黄門、大岡越前、国定忠治、柳生十兵衛など、時代劇ヒーローの原点は講談にあるといっても過言ではない。

 幸村の凄まじい生き様を口舌鮮やかに語りつくすのは、伝統を引き継ぎつつ、新たなる可能性にチャレンジし続ける講談師・旭堂南湖(きょくどう・なんこ)。戦国最後の戦い「大坂の陣」を舞台に、戦場を駆ける幸村、絶体絶命の家康、空を焦がす大坂城…。日本が誇る話芸の躍動する言葉に導かれ、見たこともない映像が“頭の中”に拡がっていくことだろう。講談独特の話法「修羅場読み」で描かれる幸村の激しく、凛々しい姿に思いを馳せたい。

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