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深津絵里&浅野忠信、念願だった夫婦役「ずっと一緒にお芝居できる」

 黒沢清監督がカンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞した『岸辺の旅』(公開中)。同作で、初の夫婦役を演じた深津絵里(42)と浅野忠信(41)。以前からお互いに深い共演を望んでいたという2人に、念願だった夫婦役への思いを語ってもらった。

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 同作は、湯本香樹実氏による小説の映画化。3年間行方をくらましていた夫が帰宅し、離れ離れだった夫婦が空白の時間を取り戻すように旅に出るさまを描く。メガホンをとった黒沢監督は、『第68回カンヌ国際映画祭』ある視点部門で監督賞を受賞した。

 夫が失踪して3年、やっと日常を取り戻したところに幽霊となった夫が現れるというファンタジーだが、原作を読んだ深津は「淡々と物語は進むけれど、気づいたら心が大きく動かされていた。身近な人が亡くなるのは誰にでも訪れることですが、無理に忘れたり乗り越えなくてもいいんだなって思えました」と作品の魅力を伝える。

 出演を決めた大きな理由として「黒沢監督がどう演出されるのか興味があったし、いつかきちんとお芝居をしたいと思っていた浅野さんが夫役だとうかがって、これはもう楽しいことしかない、絶対にやりたいと思った」と当時の思いを話した。

 浅野は、『アカルイミライ』以来、映画では12年ぶりに黒沢監督の作品に出演した。「黒沢監督と深津さんというのは、自分のなかですごく大きかった」といい、「『アカルイミライ』のときは、20代の頃にお芝居でいろんな取り組みをやっていたら飽きてしまい、自分の中で限界を感じていたときに作品に出会えた。12年経って、40代の夫婦を演じてみたいと思っていたし、また何かできるんじゃないかっていうときを迎えていた」と振り返り、当時から変わっていなかったという黒沢監督への思いをうれしそうに語る。

 「黒沢監督は昔から変わっていなかったけれど、映画に対する愛が強まっていた。愛にあふれた映画を真剣に作ってくださる監督だなって思いましたが、現場ではその熱量は感じさせないくらい優しい。12年前と変わらないと感じさせるシャイな監督がいたことが、僕には必要な安心要素になりましたね」。

 2人はこれまでも共演歴はあるが、深く関わる役柄を演じるのは今回が初めて。特に、浅野は同作の会見でも共演のうれしさを爆発させてきたが、改めてその思いを聞くと「素敵な女優さんなので、ずっとガッツリ共演したいなと思っていた。『ステキな金縛り』で初めてお会いしてから、テレビドラマや『寄生獣』があったけれど、夫婦役で共演させてもらったのは、本当に夢がかなった気持ち」と声を弾ませる。

 熱い思いを受けて、深津は「私も同じ気持だったのでうれしい。お会いしたときから、話しやすくて波長が似ていて、一緒にいて全然疲れなかった。またお仕事したい、きっとするだろうなって思っていました」と笑顔を見せ、「いつまでもずっと一緒にお芝居ができる気がします。」と信頼を寄せていた。



関連写真

  • 映画『岸辺の旅』で夫婦役を演じている(左から)深津絵里、浅野忠信 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『岸辺の旅』のワンシーン(C)2015「岸辺の旅」製作委員会/ COMME DES CINEMAS
  • 映画『岸辺の旅』で夫婦役を演じている(左から)深津絵里、浅野忠信 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『岸辺の旅』で夫婦役を演じている(左から)深津絵里、浅野忠信 (C)ORICON NewS inc.

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