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天才肌タイプ?神木隆之介、役作りで「苦しんだことはない」

 エンタメシーンのさわやか&かわいい系俳優のなかで不動のトップの座に君臨する神木隆之介。漫画やカメラなどいわゆるオタク系の趣味を公言し、二次元の実写化の役柄がだれよりもしっくりくる神木が、かねてより実写化と出演を熱望していた『バクマン。』での主演について、とめどなくあふれ出る愛を抑えることなく、愛情たっぷりに語ってくれた。

◆僕のことを書いているんじゃないか!

 ずいぶん前から「『バクマン。』を実写で撮るなら、絶対出たい!」と発言していた神木。言葉にし続けていたその熱い想いが届いたのか、ついに現実のものとなった。しかもW主演のひとり、秋人として。

「でも、もし『バクマン。』が実写化して、配役がもらえるならサイコー(真城最高)だろうなって思っていたんです。なので、今回のお話をいただいたときには“えっ、逆じゃないの?”って思いました。『僕がメガネの方? 僕が高木(秋人)?』って、マネージャーに何回も聞き返しました。大根(仁)監督にお会いしたときにも『逆だと思いませんでした?』って聞いたら『いや、この通り。秋人は神木、最高は佐藤が当然だと思っていたから、逆の発想なんてなかった』とおっしゃっていて。ずいぶん見方が違うんだ! って(笑)」

 当初、配役が発表されたときも、それは原作ファンの間で話題になっていた。“サイコーが神木だ”と。実写化の話を受けたそのときまで、本人にもそのイメージがあったようだ。しかし、作品の準備に入ると一転して腑に落ちたという。

「実はですね、台本を読んでみたところ、僕と同じだったんです(笑)。『僕のことを書いているんじゃないか!』ってくらい、発言や行動、性格が(普段の僕と)全く変わらないんです。性格で選んだって監督がおっしゃっていたんですけど『たしかに合ってるな。シュージンが僕だな』って思いながら台本を読ませていただきました。なので今回、大きな役作りというのはとくにしなかったです。ただ、自分と似ているからこそ、自分がブレないようにしなきゃとは思っていました」

 近作では、ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)での天才スピーチライター、『脳内ポイズンベリー』でのポジティブ男子など、どんな役でもナチュラルに演じきってしまう神木。今作は、珍しく“素”に近い役となったが、そのキャラクターを知れば知るほど自身に似ていると感じるところが多かったようだ。

「初めて作業場に行ったときの反応だったりとか。『うおおおおー、すげー!』って声に出して『これも、これも、持ってるっ!!』『わっ、こんなのもあるんだ!?』って、好きなものに対しての知識がばーっとあふれ出す感じだったり。ハイテンションでサイコーにぶつかっていくところだったりとか、そういう動きは、かなり自分と近かったので、素でいきました。演じているときはすごく楽しかったです。僕自身もマンガが大好きなので!」

◆いかに自分のやっていることを愛せるか

 無邪気に、楽しそうに撮影現場の様子を語る神木。そんな姿は、大好きな原作の作品に携わった今回に限らず、どんな作品のときでも見受けられる。そこからは、悩み苦しむことの少ない天才肌タイプの俳優のように感じられるが、演じることでその人物になりきることなど、役を演じるうえでの“産みの苦しみ”を感じることはあるのだろうか。

「僕はあまり感じたことがないかもしれないです。どう振る舞えば、そう見えるのかな? って疑問は、もちろんあったりしますけど、苦しんで役を作ったことはないと思います。作ることが好きで、本当にシュージンのように、頭のなかで勝手にその役の物語を作ってみたりするのが大好きなので。あんまりそういうので、困ったことはないです。楽しく演じています(笑)」

 今回の実写『バクマン。』のエンディングには、『少年ジャンプ』が掲げる“友情・努力・勝利”の熱いメッセージが込められている。そんなテーマへの神木の受け止め方とは?

「仕事って、いかに自分のやっていることを愛せるか、好きになれるかだと思いました。自分がやりたいこと、好きなことを仕事にできればいちばんいいけど、いま自分が就いている仕事に対して、カッコ悪くても、ヘトヘトになっても、ボロボロになっても、ちゃんと心は正面から向き合っているサイコーの心に打たれて、(漫画家仲間の)みんなが集まってくるというのは、仕事の理想形だなって。それこそ、ジャンプのマンガみたいなテーマ“友情・努力・勝利”は、男子だけじゃない、女の人も、人間なら誰しも持っている精神だと思うので。とくに、みんなが集まってくる後半の部分を観ていて“好きだから”って原動力は、すごく大きいし……なんだろう、人を集めることのできるパワーにもなるんだなっていうのをすごく感じましたね」



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