タレントのマツコ・デラックスによる日本テレビ系新番組『マツコ会議（仮）』（毎週土曜　後11：00）が17日にスタート。世間の声をもとにVTRを作るべく、マツコとスタッフが会議を開くというコンセプトの一風変わった番組となるが初回収録後、取材に応じたマツコは「何をやってんだかわからないわね。編集でどうにかするんじゃない」と手応えは全くないことを明かした。

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　毎回いま話題の場所と中継でつないで、そこの誰かたった一人のために新たなVTRを作り、そのVTRは、番組では公開せず、ネットで公開する。世界初のアンドロイドバラエティー『マツコとマツコ』の後番組として、マツコ本人が“総合演出”を担当することになったが…。

　今後中継をつないでみたいところについても「なんでもいい」ときっぱり。普段、ほかの番組でも打ち合わせをほとんどしないというマツコだが「文句は言うけど、『あそこ行きなさいよ』とかそんなにガツガツ自分の趣味や主義を通そうとは思わない。行く場所、人によっても空気も変わるからその時、その時でやっていければ。ウソを付かずに目の前の人と話した結果、なにか面白いことが引き出せればそれでいい」と方針を語った。

　一方で「まぁ、近年まれに見るクソみたいな番組よ！」と言い放ち「ある意味、それが実験。今の空気にマッチさせていくのか…失敗したらしたで、望まれてないものをずるずるやる必要はないわね」と冷静に客観視した。「ま、見て。ここで話せる番組は面白く無い番組よ、見てください」と投げやり気味にアピールしていた。