来年10月から成駒屋の大名跡「芝翫」(しかん)を襲名する歌舞伎俳優・中村橋之助(50)が28日、都内で披露記者会見を行い「やっと歌舞伎俳優としてスタートラインにエントリーされたかなという気がします」と、感慨深げに話した。
昭和・平成の歌舞伎界において名女方として活躍し、人間国宝、文化功労者として名を残した橋之助の父・七代目芝翫さん(享年・83)。死去の2ヶ月前に芝翫さん本人から「お前に『芝翫』を名乗らせたい。自分が生涯をかけて『芝翫』という名前を大きくしていくから、それを襲名してもらいたい」という遺言を授かっていたことを告白した。
「父としての愛情を感じました」とほほ笑みながら話すと、約束を無事に果たし「心踊る思い」と笑顔。「歌舞伎界の活性化など、舞台で演じるだけではなく、歌舞伎界のことを色々と考えていかなければならない」と使命感を燃やした。
あわせて、橋之助の長男・中村国生(くにお・19)が四代目「中村橋之助」、次男の中村宗生(むねお・17)が三代目「中村福之助」、三男の中村宜生(よしお・14)が四代目「中村歌之助」をそれぞれ襲名する。
前日には兄弟3人で慣れない記者会見の予行練習をしたと明かし、場を和ませた長男の国生は「僕の夢は成駒屋という老舗を守り、兄弟3人で歌舞伎界の大看板になることです」と言葉に力を込めた。
息子たちと並んで会見に臨んだ橋之助は「見たことのない横顔です」と我が子の成長を喜びながら、「親子4人で襲名させていただくこと、感謝、感謝、感謝でございます」と話した。
父子4人の襲名披露興行は、来年10月の東京・歌舞伎座を皮切りに、全国各地で行われる。
昭和・平成の歌舞伎界において名女方として活躍し、人間国宝、文化功労者として名を残した橋之助の父・七代目芝翫さん(享年・83)。死去の2ヶ月前に芝翫さん本人から「お前に『芝翫』を名乗らせたい。自分が生涯をかけて『芝翫』という名前を大きくしていくから、それを襲名してもらいたい」という遺言を授かっていたことを告白した。
「父としての愛情を感じました」とほほ笑みながら話すと、約束を無事に果たし「心踊る思い」と笑顔。「歌舞伎界の活性化など、舞台で演じるだけではなく、歌舞伎界のことを色々と考えていかなければならない」と使命感を燃やした。
あわせて、橋之助の長男・中村国生(くにお・19)が四代目「中村橋之助」、次男の中村宗生(むねお・17)が三代目「中村福之助」、三男の中村宜生(よしお・14)が四代目「中村歌之助」をそれぞれ襲名する。
前日には兄弟3人で慣れない記者会見の予行練習をしたと明かし、場を和ませた長男の国生は「僕の夢は成駒屋という老舗を守り、兄弟3人で歌舞伎界の大看板になることです」と言葉に力を込めた。
息子たちと並んで会見に臨んだ橋之助は「見たことのない横顔です」と我が子の成長を喜びながら、「親子4人で襲名させていただくこと、感謝、感謝、感謝でございます」と話した。
父子4人の襲名披露興行は、来年10月の東京・歌舞伎座を皮切りに、全国各地で行われる。
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2015/09/28