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シルバーウィーク興行、『ヒロイン失格』が『進撃の巨人』後篇を抑えて逆転1位

 9月19日から23日までのシルバーウィーク5連休の映画興行で、『ヒロイン失格』が動員67万1636人、興行収入7億6000万円を記録。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』を上回り、同5日間で1位となる興行収入を上げていることがわかった。

5連休で動員67万1636人、興行収入7億6000万円を記録した『ヒロイン失格』

5連休で動員67万1636人、興行収入7億6000万円を記録した『ヒロイン失格』

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 ともに19日より公開された両作だが、週末2日間(19〜20日)の映画興行ランキングでは、『進撃の巨人』(427スクリーン)が動員23万7016人、興収3億2791万5700円。『ヒロイン失格』(268スクリーン)が動員22万4083人、興収2億6252万230円。僅差で前者が1位を獲得したものの、150ほど少ないスクリーン数でアベレージでは上回っていた後者が、シルバーウィークを通しての興行では作品力を見せつけて逆転した。

 『ヒロイン失格』は、少女漫画のヒロインらしくない暴走ヒロインが主人公になり、作品に深い想い入れのある桐谷美玲が体を張ってその役柄に成りきっていたことが、公開前から好評だった。さらにその相手役を、NHK朝ドラ『まれ』や『デスノート』(日本テレビ系)での好演も話題になっていた山崎賢人。山崎のライバル役を、映画、ドラマと出演作が続き大量のメディア露出から人気急上昇中の坂口健太郎と、いまもっとも勢いのある旬の若手俳優ふたりが顔を揃えたことも動員に貢献した。

 『ヒロイン失格』の客層は、男女比1:9と女性から絶大な支持を集めている。もともと桐谷も女性ファンが多いが、山崎と坂口の動員力に加えて、作品内容のよさから多くの原作ファンも動かしているようだ。

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