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秋元才加、初時代劇も「私一人顔が濃い」 子持ち女郎役を熱演

 女優の秋元才加(27)が、10月6日にスタートするBSジャパン開局15周年特別企画『山本周五郎 人情時代劇』(毎月第1、第2火曜 後9:00〜9:54)の第2話「夜の辛夷(こぶし)」(10月13日放送)で、必死に生きる子持ちの女郎役を演じることが22日、わかった。同作で時代劇初挑戦となる秋元は「現代のお芝居とどう違うのか、どう取り組めばいいのかわからなかったですが、あたま(かつら)をつけて、江戸の町のセットに入ったら、スッとその世界に入っていけました」と語っている。

BSジャパン開局15周年特別企画 火曜スペシャル『山本周五郎 人情時代劇』で時代劇に初挑戦した秋元才加

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 時代小説の巨匠・山本周五郎氏の短編小説の中から江戸の長屋ものを中心に、心温まる12作品を一話完結でドラマ化。各話ごとに実力派俳優陣を迎え、現代で希薄になりつつある日本人の原点「人情」を緻密なストーリーで描く。

 秋元が演じるのは、実際には24歳ながら客には18歳と偽り、里子に出した子どものために、必死に生きる女郎・お滝。過去の出来事から男と悪人を憎み、凶状持ちが来たら岡っ引きに訴人して金を稼いでいたが、ある日客としてやってきた元吉(忍成修吾)に惹かれていく……というストーリー。

 以前から「気の強い女性、自分の体一つで強くしたたかに生きていく女性というのに挑戦したい」と話していた秋元。「大柄だし顔もハーフではっきりしているので、時代劇のお話はなかなか来ないと思っていましたから、こんなに早く叶ってびっくりしています」と喜びつつも「周りの方を見ると、私一人顔が濃いんじゃないかという不安はあります(笑)」と自虐。

 それでも、必死に生きる子持ちの女郎を演じるにあたり「自分はまだ子どもを産んでいませんが、いろいろな境遇の中で家族を守るために働くというのは自分にもあり、そこは共感できるところなので、家族とか祖母とかを子どもにあてはめながら演じました」と力を込め「女性同士の世界での争いの中にある人情だったり、お滝の生き方や信念を揺るがしてしまうほど出会いとなった、元吉との恋愛をめぐる人情、そんな人情劇、ドラマを見ていただきたいです」と呼びかけている。

 プロデューサーの瀧川治水氏は「秋元さんのキャスト候補が載っていたとき、この人だ!と、何故か胸が騒いだのを覚えています。歌手として拝見していたので、その凛々しさと精悍が、役のイメージ重なりました。時代劇が初めてだと聞いて、なお打ってつけだと思いました」と語り「今の時代を活きる旬な女優さんが、山本周五郎の登場人物になりきることで、とても新鮮な作品になると確信いたします!」と期待を寄せている。

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  • BSジャパン開局15周年特別企画 火曜スペシャル『山本周五郎 人情時代劇』場面カット(左から)秋元才加、忍成修吾

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