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『モンスターハンター』新作RPGがアニメ化 来年フジで放送

 カプコンの人気ゲームシリーズ『モンスターハンター』初のRPG(ロールプレイングゲーム)として開発中の『モンスターハンター ストーリーズ』を原作にしたテレビアニメが、来年フジテレビで放送されることが17日、明らかになった。シリーズ初のアニメ化作品となる。フジテレビではデイタイム(前6:00〜後7:00)にアニメ枠を新設。子どもから大人まで、親子で楽しめるアドベンチャーエンターテインメント大作として、「新たな国民的アニメーションの創出を目指す」としている。

アニメ『モンスターハンター ストーリーズ(仮)』のビジュアル(C)CAPCOM/MHST製作委員会

アニメ『モンスターハンター ストーリーズ(仮)』のビジュアル(C)CAPCOM/MHST製作委員会

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 同局のデイタイムにアニメ枠が新設されるのは、現在の『ワンピース』枠(毎週日曜 前9:30〜10:00)ができて以来、10年ぶりとなる。

 『モンスターハンター』シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム。「友人と協力して強大なモンスターに挑む」という通信協力プレイが新たなコミュニケーションスタイルを確立し、「モンハン現象」と呼ばれる社会現象を巻き起こした。

 2004年3月11日に家庭用ゲームでの第1作を発売して以降、これまで30タイトルが発売されており、11年を経た今なお確実にファンを増やし、シリーズ累計販売本数3200万本(15年6月30日時点)を誇る大ヒットシリーズに成長している。

 新作RPGでは、モンスターを狩る“ハンター”とは対極の、モンスターと絆を結びともに生きる“ライダー”が主人公。主人公はモンスターや仲間とともに世界中を冒険し、さまざまな敵や謎に立ち向かっていく。

 アニメでは、キャラクターの心情や背景、関係、そして世界観を、より物語として立体的に構築する。主人公がモンスターや仲間に出会い、絆を深めていく様子や、敵として現れるモンスターとのバトル、世界の謎や脅威に立ち向かっていく姿を通して、親子で楽しめる友情、冒険、感動を描いていく。

 長年、『モンスターハンター』のプロデュースを務めるカプコンの辻本良三氏は、「モンスターハンターも昨年10周年を迎え、世代のギャップが生まれる前に、より幅広い年齢層の方にモンスターハンターの世界を感じてもらえる展開をしたい」として、RPGの開発とアニメ化を決断。「ゲームでは表現しきれない世界観や話の奥深さを、アニメで実現できれば」と期待を寄せている。

 放送開始日、放送時間、具体的なストーリーなどの詳細は後日発表予定。

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