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山崎賢人、プロモーション番宣は苦手「何を話していいのか…」

 NHK朝ドラ『まれ』、連続ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)と話題作に同時に出演。12月公開の映画『orange-オレンジ-』の撮影もスタート。その先も映画2作の撮影が控えるなど、今もっとも多忙な若手俳優・山崎賢人。壁ドンブレイクからの1年を振り返りながら、最新作『ヒロイン失格』と今の俳優業への想いを聞くと、番宣などでのトークについて、はにかみながら「何を話していいのかあたふたしちゃって、気づくと『……』っていう雰囲気を作っちゃう」と明かしてくれた。

◆休みの日が待ち遠しかった(笑)

 朝ドラに連ドラ、その間には単発のスペシャルドラマにも出演。並行して映画の撮影も入り、さらに来年公開の映画ではピアニスト役のため、同時にピアノレッスンも。今までにないほどの超多忙なスケジュールをこなしているはずの山崎だが、ピリピリした様子はまったくなく、むしろふんわりとした雰囲気をかもしだしていた。

「『まれ』と『デスノート』の撮影がガッツリかぶっているときは、たしかに大変でしたが『今、やるしかない! 今、がんばるしかない!』と目の前の仕事に向きあっていました。でも、休みの日は待ち遠しかったです(笑)」

 昨年の『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(日本テレビ系)、『水球ヤンキース』(フジテレビ系)、“壁ドン”映画『L・DK』での青春ドラマの高校生役で一躍注目を集め、そのイメージが定着しつつあった山崎だが、『まれ』では高校時代から30代の父親役までを演じた。二十歳の山崎にとって、子どものいる父親役は初めてであり、難しさもあったかもしれない。本人は「(父親の心情を)想像するしかなかった」と語るが、自分の子どもに対するあふれ出る愛情を体で表現し、新境地ともいえる演技も見せていた。

「『まれ』では1年を通してひとつの役を演じる難しさを知りましたし、長い期間演じるからこそわかる演技のおもしろさがありました。『デスノート』に関しては、原作コミックがものすごい人気で、過去に映画化もされているなかでの挑戦。役柄や作品へのいろいろな想いもプレッシャーもありましたが、成長できたと思います」

◆何を話していいのかあたふたしちゃって

 『まれ』と同時に撮影をしていた学園ラブコメ映画『ヒロイン失格』では、まったく正反対の役柄になる、クールな高校生を演じた。同作は昨年の『L・DK』に続く少女漫画の実写化。壁ドンでブームを巻き起こした前回との役柄の違いは気になるところ。

「『L・DK』で演じた柊聖はわかりやすい王子様キャラでしたが、『ヒロイン失格』の利太に対して感じたヒーロー像はそれとは少し違って。わかりやすくなくてもいい、カッコ良くなくてもいい、でも何だかんだ言っても(主人公の)はとりにとってはヒーローなんだと感じてもらえるようにしたいと思いました」

 『ヒロイン失格』では、山崎演じる利太のライバルになる坂口健太郎演じるキャラクターが、壁ドンをするシーンがある。昨年のブームを今……しかも3連発。そこはキャストやスタッフも自虐的にネタにしているようだ。

「昨年流行って、ある程度ブームは落ち着いたのに、それをあえて3回やるっていうのがおもしろい。狙っていますよね(笑)」

 そんな気さくな山崎は今、ドラマと映画のプロモーションでメディアの取材やテレビの番宣出演が続いている。饒舌なタイプではないかもしれないが、取材では冗談も交えて場の空気を和ませながら、語るところはしっかりと語っている。そうしたPRも1年前に比べるとすっかり慣れているように見えるが、テレビカメラが回っているところで話すのはいまだに苦手と明かしてくれた。

「俳優として人が人を演じるって、おもしろいけどすごく難しいって感じた1年で、いろいろ学ばせてもらいました。ただ、いまだに慣れないのはプロモーションの番宣(笑)。何を話していいのかあたふたしちゃって、気づくと『……』っていう雰囲気を作っちゃう。でも、『ヒロイン失格』は監督がムードメーカーなので、監督がいると楽しく話せます。楽しむことを教えてもらいました」



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