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再び脚光を浴びる“ドミノ倒し” 家まで倒した達人が魅力を明かす

 有吉弘行がMCを務める『おーい!ひろいき村』(フジテレビ系)の企画などで再び注目を集めている「ドミノ」。誰もが一度はやったことがある定番の遊びだが、最近では数万個にも及ぶ大規模なドミノ倒し映像が動画サイトに投稿され人気を博すなど、時代が変わり、楽しみ方も広がっているようだ。そこでORICON STYLEでは、『ひろいき村』をはじめ様々なドミノ倒しの監修に携わってきた日本ドミノ協会理事長・佐藤正光氏に、ドミノの現状から今まで倒したユニークなモノまで、様々な話を聞いた。

 一時期よりは落ち着いているが、テレビ番組などの影響で再びドミノに対する関心が高まっていると話す佐藤氏。同協会ではドミノ牌のレンタルも行っており、その数から「詳細な数字はわかりませんが、ドミノ人口は数十万単位でいるのではないかと考えています」という。学校や青年会議所、地域のイベントなどのほか、最近では企業が新人研修のレクリエーションとして導入する事例も。「何人かのチームでドミノをやっていると、自然と役割分担ができていくんです。必ずまとめ役になる人がいて、サボる人、真面目に立てていく人…性格が出るので、企業研修にはうってつけのようです」。

 ドミノ牌からおもしろアイテムまで、大小さまざまなモノを倒してきた佐藤氏。ここ数年で印象に残っている倒したアイテムについて聞いてみると、「1円玉です」と即答。新生銀行のWEB動画『THE WAY. 1YEN DOMINO』で挑戦したもので、何と1万2349枚もの1円玉を並べ、“もっとも多くドミノ形式で倒したコインの数”としてギネス世界記録認定も受けている。1円玉は小さく円形ということに加えて、1枚1gという、息を吹きかけただけで簡単に吹き飛んでしまうほどの軽さ。そのため、並べるどころか立てることも困難を極めたという。「円いから転がってしまうんですよ。しかも1枚1枚クセもありますから、模様を見て重心がどこなのか考えながら立てなくてはいけないんです。でもふっと気を抜くところころころって転がっちゃって(笑)」。

 アートのような美しいドミノを制作するのに欠かせない事前準備として、大規模なドミノの場合は事前に倒れる秒数などを計算して設計図を作り、実際に倒して微調整を行っていく。通常のドミノ牌は1秒1m程度だが、今回の1円玉は1秒50cmで計算。もちろん、1円玉はドミノ牌と比べて小さいため、並べる数は多い。「小さくても、同じ数を立てるのに3倍の時間がかかります。しかも普通のドミノ牌は倒しちゃってもすぐに手を出せば届くんですけど、1円玉は倒しちゃったらもう見てるしかない(笑)。実は大きいものを倒すほうがラクなんですね。これまで倒したなかで一番大きなものは家です(笑)」。

 佐藤氏はここまでドミノが人々をひきつける理由として、「アナログ」の魅力を挙げる。「ドミノはアナログですから、失敗したらもう1回自分でやらなきゃいけない。ボタンひとつでリセットできないんです。何かを作るときって、必ず完成させたいじゃないですか。ドミノってあと少し…というところで倒れてやり直しになったりするんですよ。でもそういうときは1回できたんだから大丈夫だよ、って言って必ず完成します」。1回失敗したからこそ、完成したときの喜びもひとしお。楽しみながら創造力、コミュニケーション力を鍛えることができるドミノの可能性はまだまだ広がっていきそうだ。

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