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佐藤健&宮崎あおい、35年ぶり邦画“イグアスの滝”撮影

 俳優の佐藤健宮崎あおいが初共演する『世界から猫が消えたなら』(2016年公開)の劇中カットが11日、初公開された。同作は、昨年10月から11月にかけて北海道・函館、小樽、室蘭、アルゼンチン・ブエノスアイレスなどで大規模ロケを敢行。イグアスの滝にてクランクアップしていた。この日公開されたカットは、イグアスの滝で撮られたもの。同所での日本映画の撮影は、篠田正浩監督の『夜叉ヶ池』(1979年)以来35年ぶりという。

初公開された『世界から猫が消えたなら』(2016年公開)の劇中カット(C)2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会

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 同作は、映画プロデューサーの川村元気氏が執筆した累計80万部を突破している、泣けるファンタジー小説が原作。脚本は岡田惠和氏、音楽は小林武史氏とトップクリエイターが手がける。監督は新鋭・永井聡氏。

 イグアスの滝でのランクアップ時に佐藤は「今回の撮影はほぼ毎日自分のシーンだったのですごく長く感じましたが、その撮影が無事に終わって充実感が大きいです」。宮崎は「イグアスの滝は想像以上に大きく、とてつもないパワーを持っている場所でした。そんな所でお芝居ができたことを幸せに思います』とコメントしている。

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