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放送作家、脚本家として活躍し、テレビ界を知り尽くす君塚良一氏が、『ワイドショー』をテーマにする映画『グッドモーニングショー』を自らのオリジナル脚本で監督することが7日、わかった。メインキャストには、キャスター役の中井貴一と女子アナ役の長澤まさみが初共演。製作にはフジテレビが入る。現在撮影中の君塚監督は「ワイドショーはまさにテレビそのもの。その裏側の人間模様はスリリングです」。中井は「テレビの意味を問うところも、この映画のテーマのひとつ」とコメントしている。 君塚氏は、萩本欽一のもとで放送作家としてキャリアをスタートさせ、現在も『欽ちゃんの仮装大賞』の構成作家として活動。一方で『踊る大捜査線』(フジテレビ系)ほか数々の連続ドラマの脚本家としても活躍。バラエティ、ドラマの第一線でテレビの本質を知り尽くしている。そんな君塚氏が「テレビそのもの」と語るワイドショーを舞台に、世間一般のテレビ離れが叫ばれて久しい昨今、益々熾烈化する視聴率競争、プロデューサーとディレクターとのいさかいや、情報番組と報道との確執、視聴者からの声といったテレビ局の裏側のエピソードを盛り込み、“生放送”という時間的な制約のなかで番組作りに奮闘するテレビマンの姿を時に真剣に、時に滑稽に、時に愛情を持って、リアルに描き出す。

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  • 『グッドモーニングショー』のメインキャスト3人(左から志田未来、中井貴一、長澤まさみ(C)2016 フジテレビ 東宝
  • 情報番組『グッドモーニングショー』の人物相関図

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