歌手の安室奈美恵が5・6日の両日、さいたまスーパーアリーナで全国ツアー『namie amuro LIVEGENIC 2015-2016』をスタートさせた。今回もトークを省き、安室がステージ上で発した言葉は「さいたまスーパーアリーナ、騒げ〜！」のあおりと「ありがとうございました！　バイバイ」のあいさつのみ。約2時間ほぼノンストップで全29曲を熱唱した。

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　6月に発売されたオリジナルアルバム『_genic』を引っさげたツアーとあり、オープニング映像は、「_genic」の文字がコンサートタイトルの「LIVEGENIC」に変化していく様を表現。ダンサー12人を従えた安室がステージ中央から登場すると、大歓声が沸き起こった。

　シャッターやストロボが表現された映像を背景に「Photogenic」を歌唱し、続く「NAKED」ではダンサー10人とともにステージに一列に並び、迫力満点のパフォーマンスを披露。YouTubeの再生回数が1000万回を突破した話題曲「Golden Touch」も披露され、タイトルのイメージどおり、衣装もステージも照明もゴールド一色に輝いた。

　中盤では、ステージ上にダイヤモンドの巨大オブジェが登場。DOUBLEとのコラボーレション楽曲「BLACK DIAMOND」で1万8500人の観客を圧倒した。

　同ツアーは全国15ヶ所44公演で40万人を動員予定。3年ぶりとなるアジアツアーの開催も決定し、来年3月5・6日に台湾・台北アリーナ、同26日に香港・アジアワールドエキスポ公演を行い、3公演で約3万人の動員を予定している。