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『京都国際映画祭』誓願寺で又吉の作品展示 相方・綾部祐二「改めて格差を…」

 吉本興業グループが企画推進する『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見が7日、京都市内で行われた。同映画祭では『又吉直樹×「文学」の世界』と題して、芥川賞作家となったピース又吉の関連作品を誓願寺にて展示することが発表された。

作品を誓願寺にて展示することが発表されたされた又吉直樹(左)と格差を嘆いた綾部祐二(右) (C)ORICON NewS inc.

作品を誓願寺にて展示することが発表されたされた又吉直樹(左)と格差を嘆いた綾部祐二(右) (C)ORICON NewS inc.

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 同企画では、芥川賞受賞作『火花』のカバーを飾った1.6×1.6メートルを超える装画『イマスカ』(作・西川美穂氏)や、又吉が考案し書道家・田中象雨氏が描いた『新・四字熟語』などを展示する。

 処女作のカバーに西川氏の『イマスカ』を起用した又吉は「赤色の強さと、どういう絵なんだろうと気になって使わせてもらった」と理由を説明。また、2009年から田中氏とタッグを組んで書にしたためていた『新・四字熟語』は「昔に自腹で東京でギャラリーを開いたりしてた」と明かし、今回、関西で初お披露目となる。

 ファンに向けて「けがのないように安全に過ごしてほしい。ぜひ、観に来てください」と、堂々とアピールした又吉。相方の綾部祐二は、会見冒頭に「きょうは芥川賞を受賞した先生の講演会です」とおなじみとなった“つかみネタ”で笑わせつつも、又吉の企画が発表されると「改めて格差を感じてしまいました…」とポツリとつぶやいていた。

 昨年『京都映画祭』からリニューアルし、今年で2回目の開催となる同映画際は、「京都は、変や乱が好き▽(ハート)」をテーマに映画、アート、工芸、演芸などあらゆる分野で京都から世界に向けて発信する。よしもと祇園花月をメイン会場に、イオンシネマ京都桂川、京都市役所前広場、元・立誠小学校などで10月15日から18日まで開催。

 会見にはそのほか、実行委員長の中島貞夫氏、門川大作京都市長、奥山和由総合プロデューサー、アートプランナーを務めるおかけんた氏、アンバサダーに抜てきされた板尾創路、三船史郎、今くるよ、春日太一、串野真也、杉野希妃、村上ショージ木村祐一、八田誠司京都伝統産業交流センター専務理事、古川博規京都府商工労働観光部副部長らが出席。桃井かおりがVTR出演し、司会はピース、KBS京都アナウンサー・遠藤奈美が務めた。

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  • 作品を誓願寺にて展示することが発表されたされた又吉直樹(左)と格差を嘆いた綾部祐二(右) (C)ORICON NewS inc.
  • (前列左から)おかけんた、奥山和由、中島貞夫、門川大作市長、三船史郎、(中列左から)八田誠司、古川博規、板尾創路、今くるよ、春日太一、串野真也、杉野希妃、(後列左から)木村深雪、遠藤奈美、木村祐一、村上ショージ、又吉直樹、綾部祐二 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した奥山和由 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席したおかけんた (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した三船史郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した中島貞夫 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した木村祐一 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した杉野希妃 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した村上ショージ (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席したピースの又吉直樹 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した板尾創路 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2015』のプログラム発表会見に出席した今くるよ (C)ORICON NewS inc.

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