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原作者を喜ばせるドラマ“脚色” 池井戸氏『民王』撮影現場を訪問

 小説が次々ドラマ化される人気作家・池井戸潤氏が、このほど都内で行われていたテレビ朝日系ドラマ『民王』(毎週金曜 後11:15※一部地域を除く)の撮影現場を見学。体と中身が入れ替わってしまった総理大臣・武藤泰山と息子の大学生・翔を演じる俳優の遠藤憲一菅田将暉と初対面し、3人そろって取材に応じた。

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 池井戸氏の原作小説をドラマ化するにあたっては、翔のキャラクター設定が“女子力の高い男子”になっているなど、原作の設定とは異なる部分も多い。こうした脚色について池井戸氏は「クリエイター目線で言うと、ドラマでやるにはこれくらい女子力があるような男の子のほうが良い。監督も脚本もすごく熟練したクリエイターの方々だなと感じます」と賛同。

 「今までいろいろな作品をドラマ化してもらったのですが、完パケが来るのがこんなに楽しみなドラマは初めてでした。原作をそのままドラマにして成功した作品は数あれど、原作から設定等を変えて成功する例というのはほとんどないし、難しいと思うんです。だけど今回のドラマ『民王』は、原作者の私が見ていても、何の違和感もないし、笑えて泣ける、コメディの王道のようないい作品になっていると思っております」と絶賛した。

 池井戸氏の話を聞いて、遠藤は「ドラマが決まってすぐに原作を読んだら、あまりにも(脚本と)テイストが違うんで(笑)。『あれ? 間違ってるんじゃないかな?』と、何度も原作者の欄を見返してしまいました(笑)。その振り幅のデカさ、すごいですよね。俺の役(翔)も思いっきり作っちゃっているので、説教されるんじゃないかなってビクビクしていたんですけど、温かく受け入れてくださって、安心しました」と安堵の表情。

 主演の二人に対して池井戸氏は「成功すると思っていましたよ。演技力もありますし、コワモテの泰山が女子力男子になっちゃうなんて絶対面白いじゃないですか(笑)。案の定、うまくいきましたよね。ほかにない、最高のキャスティングだと思っています」と太鼓判を押した。

 菅田は「ありがたいです。なんとなく少し安心した気持ちはあります。作家の方にとって作品は子どものようなものだと思いますので、まったく違うものになってしまうのは…。でも今日来てくださったということは、どこかちょっと前向きな部分があるのかな、と思って…。ありがとうございます」と感謝していた。

 物語のエンディングも、原作とドラマで違ったものになるという。池井戸氏は「最終回がどうなるのかわかりませんが、どんな形になっても全然問題ないですし、きっと笑って泣けるドラマになるはずだと思っています」と期待をふくらませていた。



関連写真

  • テレビ朝日系ドラマ『民王』の撮影現場を訪れた原作者の池井戸潤氏(中央)。主演の遠藤憲一(右)と菅田将暉(左)とともに(C)テレビ朝日
  • テレビ朝日系ドラマ『民王』の撮影現場を訪れた原作者の池井戸潤氏(中央)。主演の遠藤憲一(右)と菅田将暉(左)とともに(C)テレビ朝日

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