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【花燃ゆ】高杉晋作の遺言とは? 4人目の脚本家・小松江里子氏登板

 NHK・大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は、6日放送の第36回から最終章・明治編へと移っていく。第36回の脚本は、『天地人』(2009年)を手がけた小松江里子氏が担当。大島里美氏、宮村優子氏の二人体制でスタートし、第18回から加わった金子ありさ氏に続き、4人目となる。

大河ドラマ『花燃ゆ』は最終章の明治編へ (C)NHK

大河ドラマ『花燃ゆ』は最終章の明治編へ (C)NHK

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 明治編の始まりに合わせ新たに制作されたポスタービジュアルには、ヒロイン・美和(井上真央)と、小田村伊之助改め楫取素彦(大沢たかお)が“洋装”で登場。美和の華やかなドレスには日本的な刺しゅう繍が施され、歴史を背負いながら新しい時代に必死に対応しようとする姿を象徴している。

 振り返れば、幕末の青春群像劇としてスタートした今年の大河。当初のポスタービジュアルで、屋根の上で朝陽に照らされながら、ヒロイン・文(のちに美和と改名)と、おにぎりを食べていた4人の男たちは、一人、また一人と、その命を散らしていった。兄の吉田松陰(伊勢谷友介)は刑死、夫の久坂玄瑞(東出)は禁門の変で非業の死を遂げ、友の高杉晋作(高良健吾)には病魔が迫っていた。

 第36回は「高杉晋作の遺言」のサブタイトルどおり、高杉にとっての“最終回”。演じる高良は「松陰と久坂の志を受け継いだ高杉が一番したかったことは広い世界を見ることだったと思う。志半ばで、それも病気で亡くなったのは悔しかったと思う」と思いを寄せて演じきった。

 結核の病状が進み、下関で療養生活を送る高杉は、話があるから下関まで来て欲しいと美和に手紙を送る。宿下がりの許可を得て、高杉の元に赴いた美和は、高杉から衝撃的な話を聞かされる。それは、亡き夫・久坂の隠し子が京にいるというものだった。高杉はその子を引き取り、育ててはと美和に勧める。そこには、高杉のある深い思いが秘められていた。その“遺言”が新時代を生きる美和と楫取の人生の道しるべとなっていく。

 歴史的には、高杉らの活躍により長州軍が幕府軍に勝利した後、徳川慶喜が将軍となり、孝明天皇は崩御。翌1867年1月に明治天皇が即位し、4月に高杉が亡くなり、その年の10月に大政奉還が行われ、68年1月に鳥羽伏見の戦いがぼっ発する。第37回ではついに幕府が倒れ、新政府が樹立する幕末維新のクライマックスを迎える。

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