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“余命半年”ドクター中松が米歌手デビュー「紅白に出て、歌ったあとに死にたいね」

 昨年6月、導管がんにより「2015年末までの余命」と宣告された、発明家・ドクター中松氏が、9月17日に米ハーバード大学で行われる『イグ・ノーベル賞受賞式』でアメリカ歌手デビューすることがわかった。先ごろ自身が作詞した「ガンの顔つき悪くても」で歌手デビューを果たした氏が、その英語バージョンで臨む。ORICON STYLEではそんな中松氏に取材を敢行。気になる病状や、歌に込めた想いを聞いた。

 灯油ポンプ、フロッピーディスクなど数多くの発明を発表し、世界に誇る発明家として知られ、「人々を笑わせ、そして熟考させてくれる研究」を対象に与えられる、イグ・ノーベル賞受賞者(2005年)でもある中松氏。だが、86歳の誕生日を迎えた昨年12月に「導管がん」と診断され、「余命は2015年末まで」と宣告された。

 自身ががんであることを告げられた当時の状況を聞くと、「まずは疑いましたよね。でも、色々な病院で検査したら間違いないと…。じゃあ、僕自身が新しい治療法を発明しようと決めたんです」と回顧。中松氏が診断された導管がんはこれまでに3人しか発病していない、がんの中でも非常に珍しい種類だという。それゆえ、人的手術や抗がん剤、放射線などの治療法も効果が薄いそうだ。「宣告された今年の年末までに10の段階を踏んだ治療法を考案したんです。その最初の一番治療法が歌なんです」(中松氏)

 自身が作詞した歌手デビュー曲「ガンの顔つき悪くても」は、がん患者へのエールを込めただけでなく、同曲を歌うことで実際にがんが治癒できると豪語する。「“治療具”といっても良いです。例えばモーツアルトを聞くと気分が良いとかあると思うんですけど、この曲は、サイエンス。歌は声帯と横隔膜で歌うので、これで前頭葉Aを刺激する。そこに特別な周波数と言葉を取り込むことで効果が生まれるんです」と解説。更に歌詞にも秘密がある。「『がんの顔つき』って、実は医者の間で使う隠語なんですよ。患者さんに聞かれてはマズイことを隠語で会話するんですね。英語詞ではキャンサーフェイスなんですけど、英語だけど、さらに訳が必要(笑)」と笑う。

 今回のアメリカデビューでは、9月17日に開催される『イグ・ノーベル賞受賞式』の会場であるハーバード大学サンダースシアターで披露。1500人の観客と共に大合唱する予定だという。最後に今後の展望を聞くと、「現状で10の段階で5まで来ているので、年末までに10までいって、出来れば紅白歌合戦に出て、歌ったあとに死にたいね(笑)」(中松氏)



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