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大久保佳代子、地方局で輝く ロケバラエティーで本領発揮

 お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子が、放送当日に名古屋周辺でロケを行い、その日の夜に放送する“撮って出し”バラエティーがCBCで、今月10日から6週連続で放送されている。その名も『○月○日の大久保佳代子』(毎週月曜 後11:53〜深0:23※名古屋ローカル 最終回は9月14日予定)。

■通常の10分の1の時間で編集作業

 同局のスタジオから生放送されている情報番組『ゴゴスマ』に月曜レギュラーとして出演している大久保。午後3時50分に生放送が終わると、すぐさまロケへ。ロケ先では、編集にかかる時間を考慮して、午後7時ごろまでに30分間の“撮れ高”を確保しなければならない。ロケ終了後、スタッフは超特急で編集作業にあたることになる。

 CBCの柴田知宏プロデューサー(P)は「ロケバラエティーの場合、放送用の映像1分につき編集にかかる時間は1時間が目安。30分番組なら30時間、だいたい3日くらいかかけて編集します。構成に凝ったり、ナレーションやBGMを考えたり、CGを作ったりすればもっと時間はかかる。この番組は30分を約3時間で編集しなければなりません。通常の10分1です。BGMやナレーションは省き、テロップも最小限に抑えて仕上げています」と裏側を明かす。

 時間がないからといって、雑なものは作れない。「放送時間に間に合いませんでした」は絶対許されない。毎週、綱渡りだが、柴田Pは「ニュース報道ではない、エンターテインメントとしてきょうの出来事をきょうのうちに伝えたい」と、新しい番組づくりに試行錯誤を重ねる。

 初回はその日最高気温38.5℃を記録した岐阜県多治見へ行き、大久保が暑さを体感。2回目(8月17日)は中日スポーツの編集部を訪れ、翌日付けの紙面で番組を紹介するように直談判し、実現させた。3回目(8月24日)はその日生まれた赤ちゃんに会いに行くというものだった。

■“撮れ高”は運任せ!? 

 この無謀ともいえる企画の生命線は、たった一人の出演者として出演する大久保だ。「私のほかにあと一人、出演者がいたら、逃げ道ができて楽だと思うけど、それじゃほかのロケ番組とあまり変わらなくなってしまう」と、意欲を見せる。

 裏番組には、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)や『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)があり、TBS系の同局としても果敢に攻めて行かなければならない。

 「撮って出し感が伝わるように、極力編集しないですむように収録するのが理想なんでしょうけど、素人と行き当たりばったりで絡んで、どう転ぶかわからない楽しさと怖さがありますね。会話が弾む面白い人と出会えたらラッキー。もう、運任せですよ」と大久保。

 それでも無事、3回放送された。視聴者にしてみれば、編集時間に30時間かかっていようが、3時間で仕上げていようが、面白くて見応えがあるものが観たい。

 何が起きても、逆に起きなくても、柔軟に対応できるのが大久保の強み。下ネタを言っても、悪態をついても、彼女ならではの技で笑いにしてしまう。チャレンジングな番組で、芸人としての本領を存分に発揮できるのはさすがだ。

 『8月31日の大久保佳代子』はどこに出没するのか。



関連写真

  • “撮って出し”ロケバラエティー『○月○日の大久保佳代子』CBCで月曜深夜に放送中 (C)ORICON NewS inc.
  • #3のロケの模様 (C)ORICON NewS inc.

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