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エンクミ、“ショートカット反抗期”明かす「本当は伸ばしたかった」

 大きな瞳とショートヘアが印象的な元気いっぱいの女の子。そんなイメージが強かった遠藤久美子も37歳。今や年齢相応に落ち着いた、そして自立した大人の女性となっている。デビュー20周年を迎えた今年はますます意欲的に活動中だ。女優としての決意をもって本格的な活動を始めるなかで、決して平坦だけでなかったこれまでの歩み、結婚観などについて語ってもらった。

■元気なイメージを求められている部分もあった

──5年ぶりのグラビアは話題を呼びましたね。
【遠藤久美子】 お話をいただいたときは私もびっくりしました。この20年の間で数える程度のグラビアという、それくらい経験も少なかったですし、何より「36歳の私が大丈夫?」って。でもネットなどの反応を見ていると、わりと好意的に見てくださった方が多かったようで、特に同世代の方が「年齢を重ねて、今もこうやって頑張ってるんだね」というふうに見てくださったのはうれしかったですね。

──特に同世代には「エンクミ=元気で明るくて天真爛漫」というイメージを持っていた人が多かったと思います。それだけに、大人っぽくしっとりとした“今”の遠藤さんに驚いたという声もあったのでは?
【遠藤】 そうですねぇ。でも元気がなくなったわけじゃないんですよ(笑)。カメラマンさんがとても上手に気持ちを持っていってくださったというか、「笑ってみようか」とか「元気な感じで」とか一言もおっしゃらない方だったんです。だから私もきれいな景色を前にしたら純粋に「ああ、きれいだな」という気持ちになれたし、楽しくなったら自然に笑顔が出たし、そんなふうに無理に心を動かされることなく、自然にそのままの表情が出せたんだと思います。

──やはり芸能界でお仕事を始められた当初は「笑って」って言われたら、無理にでも笑わなきゃ、みたいなところもあったのでしょうか。
【遠藤】 そういうイメージを求められていたところはありましたね。ショートヘアで元気いっぱい、という。実は私、元々ロングだったんですよ。でも、たまたま部活のバスケ部で髪を切った頃にスカウトされて、その髪型のままデビューしてしまって……本当は高校を卒業したら伸ばそうと思ってたんです。ただ当時の事務所の方針で、「覚えてもらうためにしばらくはショートで行こう」ということになって。でもショートって飽きるんですよね。だからショートカット反抗期というか、ちょっと反抗して伸ばした時期もあったんですけど、でも結局ショートに収まるんですよね。私の性格上、きれいに髪が伸ばせなくて(笑)。

■憧れではなく現実としての結婚観

──性格上といえば、昨年終わりに出演されたバラエティ番組『今夜くらべてみました』も反響が大きかったですよね。
【遠藤】 アハハハ。「私、つまらない女なんです」というテーマの回だったんですけど、もともとは自分から言った言葉じゃないんですよ。当日、台本を渡されたらそう書いてあっただけで。ただ、逆に「あ、そうか」と妙に納得もしたんですよね。この年齢の女性が、一人でフェスに行ったり、手芸をやったり、落語を聴いてたりするのって、イコール「つまらない女」というふうに見られるんだなって。でも別に自分のことを面白い人間だと思ってないですし、一概に間違ってないなと。「そうか、『つまらない』って的確な言葉かもな」って解釈しました。

──でも今どき、30代女性が一人フェスに行ったり自分の好きなことをしたりして休日を過ごすのって、ぜんぜん普通じゃないですか?
【遠藤】 もしかしたら男性からすると、結婚して子どもがいていい年齢の女性が……みたいなところもあるのかもしれないですね。

──結婚観についてはいかがでしょうか。
【遠藤】 そうですねえ。この年齢になると結婚って憧れではなく現実として捉えてしまうんですよ。だから一緒に暮らしていく上でどうなのか、ということを一番に考えますね。それと私はあまり相手に染まるタイプではないし、相手にも自分に染まってほしいタイプではないと思うんですね。お互いこの年齢まで仕事をしていればそれなりに人間関係もありますし、もちろん友人関係もありますし、それを全て投げてまで一緒にいようとするような相手だったら、たぶん無理だろうなと。だから個人と個人が一つ屋根の下にいる、それでも夫婦という形でやっていけるような人が現れたら、結婚にも繋がっていくんでしょうね。

──それもまた、自立した女性だからこその結婚観ですよね。
【遠藤】 そうなんですかね。でも今はやっぱり一人でフェスに行ったり、手芸したり、落語を聴いたりする時間がとても楽しいし、何より癒されるんです。やっぱり普段仕事で気を張ってるところもあるし、仕事をしっかりやり遂げたいという気持ちがあるので、逆にプライベートはすべてオフにして、自分の好きなことをしていたいですね。

(文/児玉澄子)



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