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又吉の『火花』初映像化で世界へ “動画配信の黒船” Netflixで来年独占配信

 お笑いタレントの作品として史上初めて芥川賞を受賞して話題の又吉直樹作『火花』(文藝春秋)が初映像化されることが27日、わかった。水面下で熾烈な争奪戦を繰り広げられたであろう同作の映像化を手がけるのは、9月2日より日本でサービスを開始する有料動画配信の世界最大手、Netflix(ネットフリックス、本社:米カリフォルニア州ロス・ガトス)。“動画配信の黒船”とも称される同社と吉本興業(本社:東京都新宿区)がタッグを組み、2016年にNetflixで独占配信される。又吉は「どうなるのか僕も楽しみです。早く見てみたいです!」と喜びのコメントを寄せた。

 『火花』は、奇想の天才である一方で人間味あふれる神谷と、彼を師と慕う後輩徳永の交流をとおして、売れない芸人たちの悲哀や葛藤、笑いとは何か、人間が生きるとは何なのかを描いた、又吉の本格小説デビュー作。掲載された文芸誌『文学界』は異例の大増刷を記録し、書籍の発行部数は230万部を突破。評価、売上ともに近年の文学界では類を見ない記録ずくめで、社会現象となっている。

 1999年より会員制配信サービスを開始したNetflixが、世界50ヶ国以上で6500万人を超える会員を抱えるまでに成長した要因の一つが、オリジナルコンテンツの製作・配信。製作費を含め、クリエイターに自由な製作環境を提供して独自製作したドラマ『ハウス・オブ・カード』『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』はエミー賞受賞の常連作品となり、ドキュメンタリー『ヴィルンガ』はアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネーションされるなど、実績も上げている。

 Netflix K.K.グレッグ・ピーターズ社長は「日本にたくさんあるストーリーの中でも、以前より又吉直樹さんの『火花』をぜひNetflixにて映像化したいと思っておりました。この度、弊社で『火花』を映像化し、日本、そして世界で配信できることになったのを心よりうれしく思っています」とコメント。『火花』が映画になるか、連続ドラマになるか、現時点では不明だが、来年、日本と世界に向けて配信されることは約束された。



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