俳優の向井理、綾野剛、新垣結衣らが出演する映画『S-最後の警官-奪還　RECOVERY OF OUR FUTURE』公開直前イベントが25日、都内で開催された。向井をはじめ登壇者も、340人を超える観客も、浴衣姿で大集合した。

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　客席に向かって「かわいらしいですね」と言って固まってしまった綾野に、向井が軽くグーパンチをしながら「照れるなよ〜」とツッコミを入れるなど、二人はちょいちょい、イチャイチャ。劇中ではライバル関係にありながらも、仲むつまじいやりとりで終始会場を沸かせた。

　『ビッグコミック』（小学館）で連載中の警察アクション漫画『Sエス-最後の警官-』（原作：小森陽一、作画：藤堂裕）を連続ドラマ＆映画化するプロジェクトが始動したのは、2012年。2014年1月期にTBS系で連続ドラマが放送され、平均視聴率14.2％のヒットを記録。同年末より映画の撮影に入り、今年3月下旬にクランクアップ。8月29日より全国公開される。

　向井は、犯人確保を目的として新設された警察庁特殊急襲捜査班「NPS」の隊員・神御蔵一號（かみくら・いちご）、綾野は警視庁特殊部隊、通称SATの天才スナイパー・蘇我伊織を演じる。

　向井は「出演のお話しをいただいてから3年弱。感慨深いものがあります。みなさんと一緒に疾走できたら」と集大成に意気込み、綾野は「事故等なく無事に（作品を）届けられるラインに立てたことに改めて感謝します」と話していた。

　ほかに、吹石一恵、池内博之、平山浩行、高橋努、大森南朋が登壇した。