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水川あさみが吹き替え声優初挑戦「とてもチャレンジ」

 女優の水川あさみが、ピーター・パンたちの誕生物語を新しい観点から描いた映画『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』(10月31日公開)で、タイガー・リリー役の日本語吹き替え声優を務めることが24日、わかった。これが声優初挑戦となる水川は「とてもチャレンジだなと思っています。私の声は特徴的ですし、それを生かす部分、なくす部分、しっかり持って務めたいです」と気合を込めた。

映画『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』で吹き替え声優を務める(下段左から)成宮寛貴、水川あさみ (C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

映画『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』で吹き替え声優を務める(下段左から)成宮寛貴、水川あさみ (C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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 同作は、少年ピーターが母を探すために、夢と希望のネバーランドへと旅立つところから物語が始まる。若き日のフック船長やタイガー・リリーなど仲間たちとの出会いや、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを描くドラマが描かれる。

 ルーニー・マーラが演じるタイガー・リリーは、カラフルでキュートなファッションに身を包む、森のプリンセスかつ不屈の魂を誇る美しき戦士。ピーターの出生の秘密を握っており、彼の正体に気づくと彼を守るべく、共に母親と再会するための旅に出る。

 初の吹き替え作品がハリウッド大作となった水川は「声のお仕事は以前から興味があったのでうれしく思っています。彼女の強さ、りりしさ、はかなさ、愛らしさを声だけで表現することは未知ですが楽しみたいです」と喜びと意気込みを語っている。

 ギャレッド・ヘドランド演じる若き日のフック船長役の日本語吹き替えは、俳優の成宮寛貴が担当。自由を求める陽気な若者で、ピーターと旅を共にするうちにピーターの純粋な気持ちや仲間との絆に心が動かされていくという、従来のフック船長のイメージとは異なる役どころに「皆が知っている彼の“皆が知らない”新たな面を演じることができて、とてもうれしく思います」と喜んでいる。

 配給元のワーナー・ブラザースは、「フックが次第にピーターをまるで弟かのように信頼し、助け合う姿が成宮さんと重なり、素晴らしい作品をつくり上げてくれると確信しました。水川さんは、タイガー・リリーの芯が強くて愛にあふれるところがイメージにぴったりでした」と起用理由を明かしている。

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