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仲間由紀恵、代表作がまた一つ NHK『美女と男子』最終回

 女優の仲間由紀恵が主演するNHK・ドラマ10『美女と男子』(火曜 後10:00)が25日に最終回を迎える。日本のドラマでは珍しい全20回の長丁場。真冬の2月にクランクインしてから季節は進み、半年かけて主人公・沢渡一子を演じきった。

 同ドラマは、IT企業に勤める主人公が、ある日、突然、小さな芸能プロダクションに出向を命じられ、街でスカウトしたフリーターの向坂遼(町田啓太)をスターに育て上げていくというストーリー。劇中ドラマ・劇中番組も多数芸能界の表と裏を覗き込むような楽しさもあった。

 大河ドラマ(2006年『功名が辻』に主演)も、朝ドラ(2014年『花子とアン』にレギュラー出演)も経験しているが、「連ドラ20回はすごく、長かったな、という印象ですね」と撮影を振り返った。

 「1クールの連続ドラマよりも登場人物一人ひとりを深く、しっかり描いてきましたし、枝が伸び、葉が繁るように物語が広がったという手応えを感じています。どん底からはい上がり、あと一?、もう一?と踏み出していく、一子というひとりの人間に寄り添って演じることができました」と充実した表情。

 本作で演じた一子は、仕事はできるが、自己主張が強すぎるきらいがあり、業績を上げて本社に復帰しようと躍起になる不機嫌な主人公だった。しかし、業界のルールを知らないことを強みにするタフさ、新人俳優を必死で売り込む情熱、実の妹と夫が浮気する屈辱にも耐え、映画詐欺やプロダクションの倒産、乗っ取りなどの危機を乗り越えて、人間的な成長を遂げていった。

 仲間は「突然、芸能マネージャーをすることになった一子は、タレントの売り込み方も、業界の常識もわからない。私も、芸能マネージャーの役は初めてでしたので(笑)、マネージャーや周囲のスタッフに話を聞いたりしながら一子を演じていきました。芸能界という特殊な世界を描く一方で、家庭を持ちながら働く女性の役に挑戦できたのも楽しかったですね。これだけ一つの役に深く関われたというのは大きな経験。代表作が一つ増えました」。

 今月18日に放送された第19回「父と息子」は、“妻と子どもに逃げられた一発屋の歌手”たどころ晋也(高橋ジョージ)の“紅白”出場と、一子がゼロから育ててきた遼の初主演映画の世界的な映画祭へのノミネートが決まった。25日放送の最終回「夢の舞台へ!」では、果たしてどんなラストを迎えるのか?

 「一子も遼も、ほかの皆も、ある意味、納得の行くような決着を迎えたんじゃないかなと思っています。期待を裏切らないものになっていると思います」と力強くアピールしていた。



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