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“自由人”堀内健が背負う座長の肩書き 自作自演舞台で可能性模索

 お笑いトリオ・ネプチューン堀内健(45)が昨年立ち上げた、自作自演舞台プロジェクト「堀内夜あけの会」。普段テレビでみせる自由奔放な芸人ホリケンとしての姿とは違い、脚本も担当して座長として出演者たちを引っ張る姿が印象的だ。1週間後に迫った第2弾公演『オマエは渋谷の夜回りおじさんじゃない!!』のけいこ場で、今年も挑む理由を聞いた。

自作自演舞台プロジェクト「堀内夜あけの会」で座長として出演者たちを引っ張る堀内健 (C)ORICON NewS inc.

自作自演舞台プロジェクト「堀内夜あけの会」で座長として出演者たちを引っ張る堀内健 (C)ORICON NewS inc.

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 堀内の頭の中に浮かんだ「ものがたり」を、自身のイメージに忠実に再現。「慣れていないことをやるのもいいかなと思って。今はネプチューンのネタをやる機会も少なくなって、やってみようと思った」。脚本を村上大樹氏と共同で執筆し、自ら役者としても出演する。

 お笑いの世界で確固たる地位を確立してから新たな挑戦の場に選んだのが舞台だった。ネプチューンとは違い「舞台に出演するいろんな人のことを考えないといけない。ネプチューンだったら家族みたいだから黙りこくっても何してもいいけれど、座長としてみんなをまとめないといけないのが大変」と苦労もあった。

 それでも、2年連続で開催を決意したのは、初舞台で感じた手応えがあったから。「テレビと違って、生のお客さんの反応があるので充実感があった。何かやらないよりは得るものがあるから、やった方がいい」と前を向く。得るものが何なのかはまだ本人も模索中のようだったが、「コントを考えるときには、骨組みをちゃんと考えているようになっているかも」といい効果が生まれそう。

 第1弾『恐怖 タコ公園のタコ女』は「タコ女みたいな、妖怪みたいな女性を恵比寿で見た」ところから着想を得たが、今回はコントのネタ帳を見て急に浮かんだ“夜回りおじさん”を登場させたいと思いついた。あらぬ疑いをかけられた“夜回りおじさん”が、無実の罪を晴らそうと奔走する物語を書き上げた。

 “夜回りおじさん”を演じるのは、前作に引き続き出演するお笑い芸人・出川哲朗(51)。堀内は「出川さんが切ない顔をするシーンがあるけれど、お腹が減っている犬みたいで面白い」と思い出し笑いし、「声がすごく聞き取りやすいですよね。劇団SHA・LA・LAの座長をやっていたので舞台に詳しい。テレビとは違う、リアクションだけじゃない要素が見えたので、舞台役者としてもすごい」と信頼を寄せている。

 ネプチューンの二人は昨年に続いて今年も観劇に訪れるといい、「『健が好きそうな感じだな』って思うんだろうな」と照れ笑い。

 改めて詳しく舞台の内容を聞いても「キャラの濃い人たちがいっぱい出ていて『ジュラシック・パーク』のようにド迫力。ミュージカルの要素が65%くらいあるので、観ているだけで顔が微笑んでしまうハッピーな感じ」とらしい返答だったが、舞台の枠にとらわれない“ホリケンワールド”を期待させた。

◆「堀内夜あけの会」第2弾公演『オマエは渋谷の夜回りおじさんじゃない!!』』
作:堀内健、作・演出:村上大樹氏。2015年の夏、渋谷の街を戦慄させた怪奇過ぎる連続強盗事件。容疑者はあの「おじさん」だった。東京の街を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマチックサスペンス。東京・下北沢 本多劇場にて21日〜23日まで上演、ローソンチケットで発売中。

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