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21世紀の「ノロイ」は野村萬斎 映画『GAMBA ガンバと仲間たち』

 24年ぶりに3DCGでスクリーンに復活する映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)で、主人公の街ネズミ・ガンバたちに立ちはだかる最強の敵、白いイタチの「ノロイ」のビジュアルが公開され、狂言師の野村萬斎が演じることが明らかになった。

 過去のアニメ『ガンバの冒険』では、その白く美しい姿とは裏腹に、罠を張り巡らしてネズミを次々と殺していく残忍かつ冷酷な性格で、ガンバたちはもちろん、それを観ていた視聴者も絶望のふちに叩き落とし、当時の少年少女たちのトラウマになったとまで言われているノロイ。「ガンバ」と言えば「ノロイ」が連想されるほど強烈なインパクトを残した。

 今作でも、その恐怖は健在。旧作アニメと比べるとより原作に近い中性的な性格になりつつも、威厳と畏怖に満ちあふれた存在感は絶大で、ガンバたちに立ちはだかる最強の敵にふさわしいキャラクターとなっている。

 ノロイ役に起用された野村は、アニメ作品の声の出演は宮崎駿監督『風立ちぬ』カプローニ役に続いて2作目。昔からやってみたかったという悪役に初挑戦した。「ノロイの個性をうまく表現するために、ずっと気張っているだけでは怖くないので、少し女性的なふんわりした面を見せながら、突然スパッと切り込むような、振れ幅の大きさを表現したいと思っていました。最初は自分のキャラクターを出す事に専念していましたが、終わる頃にはすっかりノロイになってしまったと思います」と全身、全力で熱演。

 「どんでん返しに、僕も完全に引き込まれて魅入ってしまいました。老若男女楽しめる映画になっており、私も子たちたちと一緒に観たい」と完成を心待ちにしている。

 同作は、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』など数多くの大ヒット作品を世に送り出してきた映像製作会社・白組が、企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億円をかけて創り上げる一大プロジェクト。

 斎藤惇夫氏の児童文学作品『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(岩波書店)を原作に、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『寄生獣』などの話題作を多数手がける古沢良太氏が脚本を書き下ろした。



関連写真

  • 映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)最恐のキャラクター「ノロイ」を演じる狂言師の野村萬斎(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
  • ノロイをメインにしたポスターも作成(C)SHIROGUMI INC., GAMBA

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