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野村萬斎、初現代劇で宮迫博之と異色コンビ

 狂言師の野村萬斎(49)が映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』(金子修介監督、来年GW公開)に主演し、自身初の現代劇に挑戦することが27日、明らかになった。野村演じる特殊能力を持った主人公・仙石和彦とタッグを組む相棒の芸人・マイティ丸山役には、お笑いコンビ・雨上がり決死隊宮迫博之(45)を起用。狂言師と芸人の“異色コンビ”が事件に挑む。

 仙石は、物や場所に残った人間の記憶や感情などの「残留思念」を読み取ることができる能力を持った男。その能力を使い「マイティーズ」というお笑いコンビで日本中を沸かせたこともあったが、その能力の代償に精神をすり減らし、コンビを解散。以来、人目を避けた生活を送っていた。

 相方の丸山はピン芸人になるものの鳴かず飛ばずでクビ寸前の状態。そんな中、一人の女子高生が丸山の所属する芸能事務所を訪れ、解散したマイティーズに行方不明となったある女性を探してほしいと依頼したことから、仙石と丸山が再会。予想だにしない事件に関わることになる…というストーリー。

 野村は「宮迫さんとのコンビですが僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます。わかりやすく言えば楽しいキャッチボール」とコメント。「お互いが楽しんでいて、それを人が見て楽しい。そんなコンビネーションになっていると思います」とコンビぶりをアピールした。

 相方の宮迫は「萬斎さんとお仕事させてもらうのは初めてなんですけど、とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と何の違和感もなくリズムよくできたんです」と振り返りながら「ただ我々も喋る仕事ですが、発声のレベルが全然違う。(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、その時の発声が全てこっちのお腹に響いてくるから、すげ〜なと!(笑)あのお腹に響く発声はどうやってるんだろう?などと思いながら、ご一緒しています」と語った。

 同作は『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)『キサラギ』(07年)『60歳のラブレター』(09年)『少年H』(13年)『エイプリルフールズ』(15年)などを手掛け、テレビドラマでも『相棒』『ゴンゾウ〜伝説の刑事〜』『リーガル・ハイ』シリーズなどで受賞多数の脚本家・古沢良太氏の書き下ろし。映画『探偵はBARにいる』(11年)で古沢氏とともに「第35回日本アカデミー賞優秀脚本賞」を受賞した須藤泰司氏が企画を担当する。

 今月15日にクランクインしており、金子監督は「萬斎さんと宮迫さんの二人の掛け合いは、昔からコンビをやってるんじゃないかと観ている人には思えるでしょう。萬斎さんのしっかりした芝居に宮迫さんがツッコミを入れて来るのが、実はしっかり計算されている。でも、そんな風には見えないはずでニヤニヤと時には吹き出してしまいますよ」と話している。



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